-僕がリーダーで居られるのは、メンバーのみんなのおかげ-
TAKUYA 「空気を読むのが早いんですよ。これはリーダーにとって凄く大事。いつも神経を尖らせているタイプですね。YONGSEOKとSHINくんは。末っ子とリーダーって少し似たところがあるなって感じます。僕とSHINくんの性格とか長所や短所を考えると、僕はSHINくんのほうがリーダーに向いてるなって個人的に思います。率先して物事を決める部分とか、しっかりと周りを見て空気を読むところとか、リーダーっぽい性格ですね」
SHIN 「僕は決断は早いんですけど、その分失敗することもたくさんあって、そこは申し訳ないなって思うこともあるんです。TAKUYAの場合は、判断するまで時間はかけるけど、冷静に色々と考えてから進めるから、失敗する確率が低いんです」
TAKUYA 「あとリーダーをやった人だけわかることもあって、SHINくんが苦労している部分もわかります。リーダーがSHINくんになって、僕の立場が変わったからこそ見える景色もある。僕はもともとサポートする方が向いてるんです。だから、リーダーが僕からSHINくんに変わったことは、チームとしていい選択だったと思います」
SHIN 「でも僕の性格的には、オンオフが激しくて、オンのとき、例えばライブの時とかはちゃんと集中して厳しくやろうと思うんですけど、オフのときは普通に友達に戻っちゃうから、リーダーとして考えたときに、中途半端かも?って思うこともありますね」
TAKUYA 「あくまで僕の主観的な話になっちゃうんですけど、リーダーは、カリスマ性のある人の方がいいと思ってて。SHINくんはリーダーとしてみんなを引っ張っていくカリスマ性があるタイプ、僕はバランスをとるタイプだったんですけど、僕の経験上だと、カリスマ性のあるリーダーを、バランスをとる他のメンバーが支えていく方が、チーム的にはまとまります。仮に、カリスマタイプの人が間違った方に行っても、脇を支えるメンバーがサポートしていけば、正しい道に変わることもあると思うんで。あとリーダーって、メンバーの味方であって、時に敵にならなきゃいけないこともある立場じゃなきゃいけないって思うんですね。時にはメンバーが反対していても、リーダーが決めて突き進んで行かなきゃいけないこともある。リーダーとしての責任を全うできる人でなければ、リーダーは務まらない……っていうリーダー論を僕は持ってます(笑)」
CASPER「聞き入っちゃいました……(笑)」
SHIN「本が書けそう(笑)。でもそういう立場だってことは、他のメンバーが一番理解してくれているから。だから僕はリーダーで居られるんです。みんながいるからリーダーもいるし、メンバーがいなかったら僕は何もできなかったと思うし。僕がリーダーで居られるのは、みんなのおかげです!」
<後編> CROSS GENE 末っ子”YONGSEOK”の本音 ~K-POPアーティスト「リーダーのホンネ、末っ子のホンネ」~
CROSS GENE
CROSS GENE プロフィール
2012年韓国デビュー。3つの国の6の遺伝子が集結したアジアグローバルユニット。人種・文化を飛び越えたオリエンタルな色彩を見せる最強のグループ。エッジの効いたCASPERのハイトーンラップ、重厚なSANGMINのローラップのクロス、独特のボイスカラーが特徴のSEYOUNG、セクシーで艶のあるYONGSEOK、骨太で伸びやかな歌声のSHIN、TAKUYAのボーカルがスタイリッシュでポップなサウンドが魅力的。2016年6月29日に日本1stアルバム『YING YANG』をリリースしたばかり。また、7月29日(金)にはCROSS GENE初の写真集「CROSS GENE -1ST-」を発売し、7月30日(土)にはKAAT神奈川芸術劇場にてCROSS GENE FANMEETING LIVE 2016「Parallel World」の開催が決定している。
オフィシャルサイト:https://www.crossgene.jp/
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