フレキシブルに英語を教えてもらえる「チューター」とは?
カナダでワーホリを1年経験した私は、帰国してからも英語を話す機会をつくるため、あらゆる方法を試して英語学習を続けてきました。
今回は「チューター」の探しかたをご紹介します。
「チューター(tutor)」とはGoogle翻訳によると「家庭教師」と出てきますが、この記事の中では、英会話学校に所属しておらず、教師自ら生徒を見つけカフェなどで英語を教えている「フリーランスの英語教師」を指しています。
特に海外留学をしたことがある人の間では、「チューター」に聞き覚えがあるのでは?私もワーホリ時代に友人がチューターに英語を教えてもらっていることを知り、日本人で英語ペラペラのチューターを見つけ、カフェで英語を教えてもらっていました。
チューターに教えてもらうメリット
場所・時間が選び放題
日時、場所をチューターと相談し、あなたにとって都合の良い場所で授業が始めることができます。当然のことですが、英会話学校だとその学校が指定している場所・時間に、Webサイト経由で予約して通学することになります。一方、チューターだとフレキシブルに対応してもらえることが多いです。忙しい社会人の方にはピッタリ!
大手の英会話学校と比べてお手頃価格
大手英会話学校でマンツーマン授業に通うと入会金2〜3万円、1レッスン6,000〜9,000円ほどかかることが多いです。チューターによって価格設定が違いますが、初回はお試しで無料の場合も。高くても1回あたり4,000円くらい。
自分の勉強したいことをピンポイントで教えてもらえる
マンツーマンなので、レッスン内容もカスタム可能。私は自分の意見をわかりやすく伝えるのが苦手だったので、「小説を読んでその要点を伝える」「気になる記事を読んで、その内容についてディスカッションする」レッスンをしていました。
周りを気にせずたくさん話せる
以前の記事でおすすめした「ランゲージエクスチェンジ」もカジュアルで良いですが、もっとしっかり英語を勉強したい!と思ってる人にはチューターが向いています。マンツーマンでのレッスンを選択すれば、生徒はあなただけなので、時間が許す限り質問可能。
日本人にありがちな「英語を一生懸命話しているのを他の日本人にみられるのが恥ずかしい」「他の人たちの盛り上がっている話に上手く入っていけない」などちょっとシャイな人も、チューターと1対1なので恥ずかしがる必要がない(私もどちらかというとこのタイプです)!最初はもちろん緊張するけど、じきに慣れます。
早速チューターを見つけるために使えるWEBサイトをいくつかご紹介していきます。
■Enjoy Lesson
Webサイト日本語対応:◯
レッスン場所 :カフェ、オンライン(Skype)、電話、ご自宅、先生宅、職場、公園など
年間3,800円で、日本に住む英会話の先生を人数の上限なしで紹介してくれるEnjoy Lesson。直接先生とレッスンの交渉をする必要がありますが、英語力で不安な人向けに別料金でサポートサービスあり。無料で利用できるのは先生の検索のみです。
■italki
Webサイト日本語対応:◯
レッスン場所 :オンライン
italkiでは、指導資格を持っている先生で外国語学習に高いスキルを持つ「プロの教師」と、その言語の母国語話者(もしくはそれに準ずる人)であるインフォーマルな家庭教師「コミュニティー・チューター」を選択可能。外じゃ落ち着かない、家でゆっくり英会話レッスンをしたいという方におすすめ。
■Apparentus
Webサイト日本語対応:×
レッスン場所 :オンライン、カフェなど(チューターによる)
英語に限らず、ギターや音楽理論、ヨガ、DJほか、様々なスキルを教えてくれる先生を探すことができるApparentus。面白いのがチューターの検索ページにマップが表示され、チューターの指定するレッスン場所がピンでわかるようになっているところ。旅行先の宿泊場所を選ぶような感覚で予約できます。英語中級〜上級の方は、ギターなど前述した趣味に関わることを英語で教えてもらうのも楽しそうですよね。
■craigslist
Webサイト日本語対応:◯
レッスン場所 :チューターによる(個々に相談可能な場合が多い)
70カ国で展開しているcraigslistは、誰でも書き込むことのできる掲示板。カテゴリーは大きく「コミュニティ」「サービス」「ディスカッションフォーラム」「住宅」「売却」「ギグ」「履歴書」と分かれていて、チューターは「サービス」のカテゴリの「レッスン/個人指導」で探すことができます。サイト自体は日本語対応ですが、利用者はほぼ外国人のようで実際の書き込みは英語がほとんどです。
ちなみに、私の日本でのチューターは、このcraigslistを使って見つけました。
チューター探しに特化した他サイトとは違って、チューター自身の情報が少ない場合があるので、私は「女性であること」「チューターの写真が掲載されていること」を条件に検索。見つけたら直接コンタクトをとり、イギリス人とオーストラリア人のチューターとお試しレッスンをしました。結果的にイギリス人チューターにカフェで英語を教えてもらっていました。
さいごに
Webサイトが日本語対応だとしても、レッスンへ至るまでのチューターとの連絡は、英語となることがほとんどです。最初は大変ですが、そのやりとりも英語学習の一つなので、どんどんコンタクトをとってみるのが◯。またチューターとの相性もあるので、何人かお試しレッスンをしてみることをオススメします!
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