“ありふれた日常”の瞬間を絵画に 森本 啓太 個展「A Little Closer」が7月29日(土)よりKOTARO NUKAGA(六本木)で開催！

“ありふれた日常”の瞬間を絵画に取り込み鑑賞者を主人公とする 森本 啓太 個展「A Little Closer」

森本啓太《Plastic Love》2023

ファンタジーでもなく特別な瞬間でもなく、ありきたりな風景の中に美しさや神秘性を見出し、描かれた誰でもない誰かが主人公になる「ありふれた日常」の瞬間を絵画にするアーティスト、森本 啓太／KEITA MORIMOTOが個展「A Little Closer」をKOTARO NUKAGA(六本木)で7月29日(土)から9月16日(土)まで開催する。日本では一昨年に開催した国内初の個展「After Dark」以来、約2年ぶりの開催となる。

今回展示する新作では、これまでの作品に比べ部屋の中や食事、ショッピングなど、更にパーソナルな風景を描き出しており、描かれた瞬間の前後やその背景にある人と社会との様々な関係性を想像することが出来る作品群で構成され、その数20点ほどになるという。ぜひこの機会に足を運んでみてほしい。

■EXHIBITION／エキシビジョン

「A Little Closer」
森本 啓太／KEITA MORIMOTO
開催日程：2023年7月29日(土)～2023年9月16日(土)／回廊時間：11:00～18:00 (火～土) ※日月祝休廊
会場：KOTARO NUKAGA (六本木)
https://marph.com/spaces/kotaronukaga
所在地：〒106-0032 東京都港区六本木 6-6-9 ピラミデビル 2F

■ARTIST／アーティスト

森本 啓太／KEITA MORIMOTO
https://marph.com/artists/keitamorimoto
1990年大阪生まれ。現在、東京とカナダを拠点に活動。森本は風景画や人物画を、レンブラントやエドワード・ホッパーを連想させるドラマチックな光の表現を用いて、古典的な技術を現代に持ち込み、ありふれた街並みを劇的な世界へと変貌させる。自動販売機やファストフード店、駐車場といった日常的な主題に焦点を当てることで、森本は現代の生活における構造的な脆弱性や道徳的規範に疑問を投げかけている。「光」という歴史的にも象徴的なモチーフを扱うことで、自然で神秘的な意味合いを消費社会と産業文化の製品に結びつける。近年の展示に、トロント・カナダ現代美術館（MOCA）、アートギャラリーオブピーターバラ、パワープラントコンテンポラリーアートギャラリー、フォートウェイン美術館など。