直木賞作家・辻村深月の人気作『かがみの孤城』が文庫化 上下巻が3月5日、ポプラ社より刊行
『かがみの孤城』がポプラ社より文庫化され、2021年3月5日に発売となります。
同作は、直木賞作家・辻村深月による長編小説。あるきっかけで学校に通えなくなった中学1年生の少女・安西こころが、鏡を抜けた先にたどり着いた不思議な城を攻略していく物語です。
2017年5月にハードカバーによる単行本が刊行され、翌年には「第15回本屋大賞」を受賞するなど、高い評価を獲得してきましたが、これまで文庫化はされておらず、発売が待ち望まれていました。ポプラ社では今回の発売を記念して、辻村深月とのオンラインお茶会に参加できるキャンペーン「文庫発売記念SNSキャンペーン~あなたにとって『かがみの孤城』とは?~」も実施しています。
文庫版『かがみの孤城』概要
上巻・下巻による2巻構成
発売日:2021年3月5日
価格:各780円(税別)
ページ数:上巻 415ページ 下巻 367ページ
版型:文庫判
サイズ:151mm × 105mm
「文庫発売記念SNSキャンペーン~あなたにとって『かがみの孤城』とは?~」キャンペーン詳細
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。
輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。
そこには“こころ”を含め、似た境遇の7人が集められていた。
なぜこの7人が、なぜこの場所に――
すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。
本屋大賞受賞ほか、圧倒的支持を受け堂々8冠のベストセラー。
ハードカバー単行本『かがみの孤城』概要
発売日:2017年5月
価格:1,800円(税別)
ページ数:558ページ
版型:四六判
サイズ:195mm × 137mm
※こちらは、ハードカバー単行本の商品情報です。文庫版については、前項をご参照ください。
著名人コメント
恩田陸
この作品は、
進化し続ける辻村深月の
新たなステージでのデビュー作だ。
羽海野チカ
――そうして私たちは手を伸ばす
戦いの暗い泡の中で動けずにいる
かつての同胞へ向けて、何度でも
著者プロフィール
辻村深月(つじむら みづき)
1980年生まれ。千葉大学教育学部卒業。
2004年『冷たい校舎の時は止まる』でデビュー。『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞を、『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞を受賞。
他の著書に『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『島はぼくらと』『ハケンアニメ!』など多数。
最近では、2015年発表の作品『朝が来る』が、監督・河瀨直美、主演・永作博美で映画化された。
かがみの孤城
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