17歳の新星・みゆなというシンガーソングライターを知っていますか?
ロック、ポップス、R&Bなどあらゆるジャンルを織り交ぜながら、独自の音楽性を追求し続けているシンガーソングライターのみゆな。彼女はまだ17歳という年齢ながらも、その実力が認められ、すでに次世代を担うアーティストとして注目を浴びています。シンガーソングライターみゆなとはどういうアーティストなのか、彼女の音楽を理解するために抑えておくべきおすすめ曲を紹介しながら紐解いていきます。
みゆなとは?
シンガーソングライターのみゆなは宮崎県出身の17歳で現役の女子高生。2018年から事務所はA.S.A.Bに所属。現在も宮崎の高校に通いながら音楽活動をしています。中学の頃に陸上部として活動していたものの、腰の骨折によりリハビリを余儀なくされました。しかし、そのリハビリ中に歌のオーディション受け全国大会まで出場したことがきっかけで、音楽関係者から注目され音楽の道を志すように。
2018年には地元や福岡、東京などでライブ活動を本格的に始めるようになり、なんと同年a-nation 長崎公演への出場も果たします。この勢いを象徴するかのように音楽配信サイトEggsでもウィークリーチャートで1位を獲得。
配信限定でリリースされた1stシングル「ガムシャラ」と2ndシングル「天上天下」の2作ともにTVアニメ『ブラッククローバー』第5クールのOP&EDに抜擢され、デビュー前ととしては異例の待遇。その後も、2019 年2月にリリースされた1stミニアルバム「眼」や2019年9月に2ndミニアルバム『ユラレル』などリリースを重ね、およそ1年というスピードでアーティストなら一度は出場したいと思うであろう大型フェス『FUJI ROCK FESTIVAL’19』に出演。2019年の飛躍もさることながら、2020年のさらなる活躍に期待せざるを得ません。
みゆなの多彩な音楽のルーツ
多くの音楽関係者や音楽リスナーを虜にするみゆな。彼女の音楽のルーツは家族の影響で幼少期に聴いていたというホイットニー・ヒューストンやマイケル・ジャクソン、天童よしみ、美空ひばりなど一時代を築いてきたアーティスト。小学生以後はロックにも興味を持ち、ONE OK ROCKやcoldrainといったロックバンドから、椎名林檎やNakamuraEmi、さらにはVOCALOIDなど特定のジャンルに寄らない雑多な音楽嗜好なのだそう。その影響からかみゆなの音楽は様々なジャンルの音楽を歌うことが多いのが特徴として挙げられます。ジャンルの定まっていない現状を肯定しつつも、みゆならしい音楽性を作り上げていきたいと各インタビューで話しており、これからどのような音楽性を追求していくのか、非常に楽しみでもあります。次項ではその現在のみゆなを象徴する楽曲を紹介します。
みゆなのこれだけは押さえるべきおすすめ曲
ふわふわ
1stミニアルバム 『眼』に収録。椎名林檎の「丸の内サディスティック」から着想を得て、みゆなが初めてギターを用いて作った楽曲です。「ふわふわ」という語感から受ける印象からは想像できないほど、主張の強い歌詞とソリッドな歌声で多くの人を虜にしてきたみゆなの代表的な曲。シックな衣装を身にまとい、年齢を感じさせない大物感を漂わせているMVも渾身の仕上がりになっているので、注目してほしいです。
ガムシャラ
いわずもがなTVアニメ『ブラッククローバー』のOPとして人気の同曲。パスピエの成田ハネダが作曲していることでも話題に。「ふわふわ」とは一転して、MVは華やかでカラフル、疾走感のあるアッパーチューンになっており、バトル漫画の主題歌としてはぴったり。ここでは紹介していませんが、あわせてED「天上天下」もチェックしてみることをおすすめします、みゆなの表現力の幅を伺い知れると思います。
僕と君のララバイ
TVアニメ『フェアリーテイル』のEDとなっており、MVの再生回数は650万回を超えています。まっすぐと伸びやかなみゆなの歌声とスローテンポなメロディの相性は抜群。ラストサビにかけての壮大な展開の中で、「そう 行けるだろう どこまでも」と歌われる歌詞はみゆな自身の決意表明を感じさせます。
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