NCTの派生ユニット、NCT 127とNCT DREAMとは?世界を股にかける注目のグループを徹底解剖
韓国発アイドルの活躍が止まりません。
次世代のグローバルグループとして2016年に活動を開始したNCTとNCT 127、NCT DREAM。すでに世界で脚光を浴びつつある彼らですが、日本でもようやくその人気に火がつこうとしています。彼らはいったいどんなグループなのか。この記事では派生ユニットであるNCT 127とNCT DREAMの2組に着目し、そのプロフィールや違い、魅力について掘り下げます。次代のトップアイドルと目される彼らの予備知識はここから。それではスタート!
NCT 127とは?NCTが送り出すソウルを拠点にしたスーパーアイドル
NCT 127は、「NCT 127」と書いて、「エヌ・シー・ティー・イチニナナ(韓国ではイリチル)」と読みます。ユニット名にあるNCTとは、「Neo(ネオ)」「Culture(カルチャー)」「Technology(テクノロジー)」の頭文字を取った造語で、「新しい概念でシーンを牽引していく」という意味合いが込められたもの。「127」という数字には、グループのホームタウンであり、韓国の首都でもあるソウルの経度が表現されました。
NCT 127のメインコンセプトであるNCTには、“次世代のグローバルグループ”となっていくため、幅広い国籍のメンバーが集められました。2020年1月現在、韓国・日本・アメリカ・中国など、21人のメンバーが在籍しています。NCT 127には、現在9人のメンバー(テイル・ジャニー・テヨン・ユウタ・ドヨン・ジェヒョン・ジョンウ・マーク・ヘチャン)が所属。2016年7月に、ミニアルバム「NCT #127」で韓国デビューを果たしました。それから約2年後の2018年5月には、ミニアルバム「Chain」で日本デビューも達成。2019年5月には、4作目となるミニアルバム「We Are Superhuman」をリリースし、アメリカで最も権威のある音楽チャートと言われるビルボード200にて、11位に輝く快挙を成し遂げます。2020年1月現在は、全10か国26都市を巡る世界ツアーの真っ最中。20年代も世界規模での活躍が期待される、韓国出身の次世代アイドルユニットがNCT 127です。
NCT 127の魅力
こちらはNCT 127のデビュー時に公開された「Fire Truck」のMV。
アイドルユニットであるため、全員が優れたビジュアルを持つのは大前提。MV中で披露する彼らのクオリティ高いパフォーマンスからは、歌唱やラップ、ダンスといったアーティストとしての素養の高さも感じ取れます。それもそのはず。彼らのほとんどは、韓国の有名芸能プロダクション・SM ENTERTAINMENTの練習生ブランド「SM Rookies」の出身。アイドルとしてはもちろん、アーティストとしても英才教育を受けてきた彼らだからこそ、デビュー楽曲でもこれほどのパフォーマンスを披露することができるのでしょう。映像やトラックのクオリティも高く、どれもが世界基準。アウトプットすべてにおいて妥協のない彼らの姿勢は、どの楽曲からも窺い知ることができます。
こちらは2019年5月リリースの4thミニアルバム「We Are Superhuman」のリードトラック「Superhuman」のMV。彼らのルーツにもなっているR&B・HIPHOPとトランスを融合した、キャッチーなダンスチューンです。同MVからは、彼らの「T」の部分(Technology)を強く感じることができます。エンターテイメントとしての音楽に斬新さや前衛性も取り込むNCT 127。彼らが世界で認められつつある理由には、こうした新しさが関係しているのかもしれません。世界的なチャートの上位にランクインという金字塔を打ち立てた2019年を経て、これから先どこへ向かうのか。期待感を抱かずにはいられないその姿そのものが、NCT 127の魅力と言えるでしょう。
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