uminecosounds(ウミネコサウンズ)はギターボーカル古里おさむ、ヤマジカズヒデ、ベースの須藤俊明、ドラムのコテイスイの4人組バンドだ。フジロックにも出演したりとその人気は瞬く間に広がっている。世界観のある音楽、パフォーマンス、アートワークなど全てに彼らのこだわりがある。そんなこだわり抜かれた活動に目を向けてみよう。
長く深いソロ活動を経ていざ4人組バンド結成、彼らのこだわりの強さ
2015年の2月にオープンした西永福のウミネコカレーの店主でもあるギターボーカルの古里おさむは、2004年にくるりが主催する「NOISE McCARTNEY RECORDS」からソロアルバムを発売し2009年度には「FUJI ROCK FESTIVAL」に出演している。ウミネコサウンズというユニット名でソロ活動をしばらく続けていたが、2011年に髭でも活躍をしているドラムのコテイスイ、ベース須藤俊明、ギターボーカルのヤマジカズヒデを迎え、4人編成のバンドへと生まれ変わって行った。可愛らしいMVやCDなどのアートワークもまた魅力で、彼らが発信する音楽と非常にマッチする。安定感のあるサウンドは長年の音楽活動を経てきた彼らならではの確立したもの。一見平坦とした歌詞にはどこか可愛らしさが詰まっており、聴きどころが満載なのだ。
音楽だけでない、ファンを楽しませるクリエイティブな発想は飽き知らず!
飾らない、気取らない、いたってシンプルでまっすぐな曲。最近の日本の音楽界でもあまり見られないバンドだ。またライブは代官山ユニットや下北沢GARDENなどでも行われており、そのどれもで店主をつとめるウミネコカレーのカレーライスが食べることができるようだ。いつもは西永福のお店でしか食べることができないウミネコカレーをライブ会場で食べることができるのはなんだか特別な気分になれるのではないだろうか。カレーとドリンクを片手に、音楽を聴く夜もなかなか素敵なものだろう。またギターボーカルのヤマジカズヒデはイラスト方面でも活躍しており、独特な世界観とその独自の画伯でバンドのキャラクターでもあるウミネコくんが登場する4コマ漫画などを描いている。曲からもわかるように、漫画にもユーモアがたっぷりと詰まっている。音楽に限らず色々な引き出しを持つuminecosoundsのメンバーたちが発信するクリエイティブなアイデア、これからも目が離せない!
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