ミーティア×LINE MUSICプレイリストがスタート!
6月からスタートしたミーティアとLINE MUSICのコラボ企画。毎週いろんなテーマでプレイリストを作ってお届けします!
本記事は、LINE MUSICにて展開中のプレイリストと連動。プレイリスト作成者が選曲した理由やお気に入りのポイントについてご紹介していきます。
今週のテーマは『低気圧のためのダンスミュージック』。体はだるいしちょっと頭痛もする。だけどやることは山積み……ハイテンションな音楽はうんざりするし、かといってリラックスする音楽を聴いても大した慰めにもならない。そんな日は無機質なビートや微熱感のあるボーカルに耳を委ねていると、頭はぼーっとしたまま体が高揚してくるのは私だけでしょうか? 今にも雨が降り出しそうなどんよりとした朝には、こんなダンスミュージックを。時折唸るスラップ・ベースに頬を叩かれながら、今日一日を乗り切ってみてください。
i’m so tired… / Lauv & Troye Sivan
新世代のシンガーソングライターとして注目を集めるLauvとTroye Sivanによるコラボが実現した1曲。Lauvが「i’m so tired…(もううんざり)」と歌っているのは恋やラブソングについてだけど、曇り空が広がる朝には個人的な感傷にもぴったりハマる。そのあとに続く「Just wanna go home(ただ家に帰りたい)」の歌詞も「わかる……」という感じ。
Malibu Nights / Rhye
LAのソウル・R&Bデュオ、Rhye。彼らの作品はリリースを重ねるごとに静謐さを増しているが、サウンドのボリュームが小さくなるほどリスナーも耳をすませたくなる。美しいピアノとストリングスに彩られた新作EP『Spirit』から、亡霊がプレイしているみたいに微かでもの悲しい小曲。
Almeda / Solange
ビヨンセの妹という前書きがもはや不要なほど確固たる存在感を示しているSolange。2019年3月に突如リリースされた新作『When I Get Home』からのこの曲は、肉厚なリズムの上をシルキーなサウンドが漂う。合間に響くエレピの音色や後半の展開のトリップ感が、倦怠感を紛らわせてくれる。
Call on Me feat.Chara (Knxwledge Remix) / mabanua
藤原さくらや向井太一といったアーティストのプロデュースにも携わるmabanua。Charaをゲストに迎えた彼の楽曲を、ケンドリック・ラマーのプロデューサーなどでも活躍するKnxwledgeがリミックス。原曲のキュートなアプローチから一転、グルーヴィーな1曲に生まれ変わっている。ディープなベース音が耳に貼り付いて、退屈な作業中も脳内でループしてしまいそう。
光 / ディープファン君
存在感のあるベース、色気と奇妙さを行き来する歌が絡むねっとりとしたファンク。腰から下にクるこういう変態っぽい楽曲を、憂鬱な日にあえてぶち込むのも悪くない。
非常口 / 諭吉佳作/men
でんぱ組.incへの楽曲提供で一躍その知名度を上げた若干15歳のシンガーソングライター、諭吉佳作/men。繰り返すトラックの中のシンプルなリズムと浮遊感のあるサウンドが、独特な歌詞の行間を膨らませていく。
Saint / Blood Orange
天使の羽根をつけた黒人女性の姿が印象的なこのジャケットは、Blood Orangeの『Negro Swan』というアルバム。Blood Orangeはカイリー・ミノーグやカーリー・レイ・ジェプセンといったアーティストのプロデューサーとしても知られるデヴ・ハインズのソロ・プロジェクトだ。サックスの音色が印象的なこの曲は、曇り空にも絶妙にマッチする。このアルバムの源泉は、性的マイノリティや有色人種の抱える問題。メロウなトラックに身を委ねるだけでなく、デヴのパーソナルなささやきにも耳を澄ませたい。
『低気圧のためのダンスミュージック』。続きはLINE MUSICで!
今週のLINE MUSICプレイリスト、いかがでしたか? 今後も編集部メンバーがさまざまなテーマでプレイリストをお送りして行きます。記事内でご紹介した7曲以外にもおすすめの楽曲を全15曲選んでいますので、ぜひ最後までプレイしてみてくださいね!
MEETIA × LINE MUSIC プレイリスト「低気圧のためのダンスミュージック」
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