ついこの間までダウンを羽織っていたのに、いつの間にか春が来てませんか?
暖かいのが嬉しい反面、鼻がむずむずしてなんかソワソワしますね。
そんな冬から初春にかけて、まさしく旬なのがセリ! あの香りとあの歯応え! ちょっとクセのある食べ物が僕は堪らなく好きなのですが、皆さんはいかがですか?
春の七草にも入っている日本原産(数少ないらしい)の野菜で、胃を丈夫にしてくれたり、解熱作用もあるそうです。
きりたんぽや、ざる蕎麦の上にどさーっと乗せるセリ蕎麦も最高なのですが、今回はひと手間加えた、セリの肉巻きを作ってみたいと思います。アスパラやエノキを豚肉で巻くおかずの定番の要領で簡単に作れます。今回はお酒のアテにもピッタリですよ!
《今が旬!シャキッと香りを味わうセリの肉巻き》
◼︎ 材料(2人前)
・セリ 1束
・豚もも肉 250〜300g(10枚程)
*豚バラ肉でもOKです
・エリンギ 1本
*無くてもいいし、好みのお野菜でも大丈夫です
・海塩 適量
・胡椒 適量
<タレ>
・味噌 小さじ1
・ポン酢 小さじ1
・日本酒 小さじ1
・醤油 2〜3滴
・一味唐辛子 お好みで
◾️ 調理時間
30分
◾ 合わせるお酒
かなりサッパリな仕上がりなので、キリッと冷えた白ワインや辛口の純米吟醸酒などが合うかと思います。
◼︎ 作り方
1. まず最初に、タレを作っておきましょう。お味噌に他の調味料を入れて、溶くようによく混ぜ合わせます。今回は素材がシンプルなので、少し濃い目のタレを合わせてみましたが、お醤油だけで食べてもすごく美味しいのでお好みで用意してみて下さい。
2. 根の部分を切り落としたセリをよく水洗いして、3等分くらいに切り分けます。
3. 豚肉は大きく広げて、巻く方の面に塩と胡椒を軽く振ります。
4. この時の包み方がポイントで、真横ではなく斜めに上に向けて巻いていきます。広い範囲で包むようにしつつ、巻きが厚くなって火が通りにくくなるのを避ける為です。
5. エリンギはバリエーションとして用意してみました。セリに合わせて縦長に細く切り分けます。セリのみを巻いたものとエリンギを混ぜたもので、歯応えの違いを楽しみましょう。
6. 次に、火をかける前のフライパンに(油は使わなくてもOKです)、肉の巻き終わりの部分を下にして並べて置いたら、弱〜中火で火をかけます。そうすることで、自然に肉から脂が出るので最低限の油で焼けるのと、常温から火をかける事によって肉が固くなるのを避けられます。
7. しばらくはじっと触らず、しっかり焦げ目が付くまで放置します。何度か面を動かして全体に火を通します。
8. セリはシャキシャキ感が重要なので、肉に火が通ったら素早くお皿に盛って完成。タレを付けて熱いうちにいただきましょう!
◼︎ シャキッと香りを味わうセリの肉巻きのBGM
Get Out – CHVRCHES
第3皿目、いかがだったでしょうか? 旬のものを食べるというのは、季節ごとの身体の理にもかなっていて良いものですね。健康大事! 店先にセリが並んでいるうちに、ぜひ作ってみて下さいね。
そんな春の訪れを感じながら聴きたいのは、春風の如くグラスゴーから遂にやってくるCHVRCHES! 来日ライブはもう来週! もちろん今回も観に行くのですが、前回の来日からどれくらいパワーアップしてるかすごく楽しみです。行く方は一緒に楽しみましょう!
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