8月14日(日)に大阪CLUB JOULEで日本初のMCバトルフェス「超ライブ×戦極 U-22 MC BATTLE presented by Dreamusic・」大阪公演が開催された。(来場客数約700名)。
このMCバトルフェスには、NORIKIYO/ TOC/ KEN THE 390/晋平太/呂布カルマ/KOPERU & ISSEI/ACE/MC☆ニガリa.k.a赤い稲妻/言xTHEANSWER/KBD/DOPEMANといった東西のヒップホップアーティストがライブステージに立ち、更にはエキシビジョンとして、「呂布カルマvs 晋平太」、「MOL53 vs KOPERU」がこの日限りのMCバトルを展開。
そして、このイベントのメインとなっていた22歳以下の次世代MC達による熱いバトルが長時間に渡って繰り広げられた。
前夜に行われた予選から勝ち上がった16名と、シードの16名、合計32名で行われた22歳以下ノックアウト式のMCバトルは、審査員も「1回戦から東京公演よりジャッジが難しい。」と頭を悩ますほど接戦のバトルが多く、僅差で勝敗がついていくステージの連続に、会場のオーディエンスはヒートアップしていった。
そして、遂に迎えたU-22 MC BATTLEの決勝は、地元大阪出身の「じょう」と宮崎出身の18歳「adam」が今宵の頂上決戦を迎えた。
“「adam」は、以前よりラップに対する熱い想いを見せていた。”
ラップ選手権で今気取っちょる奴は俺が食うかい、待っとけ
— adam (@adam_myzk) 2015年9月14日
2人の最後までお互いに一歩も引かない戦う姿勢から生み出されていったラップとパンチラインの応酬に、この日、最高潮の盛り上がりをみせ、大阪公演の初代王者は「adam」に軍配が上がった。
“大会終了後Twitterで素直に喜ぶadam”
素直に嬉しいっす
大阪お疲れ様でした pic.twitter.com/yMxu1Mwtvf— adam (@adam_myzk) 2016年8月14日
BATTLE審査員が「今日からこれ迄のチャンピオンを追う身から追われる身になる!」と大阪王者の「adam」へエールを送る。そして、先日行われた東京公演での王者「Lick-G」と今回のバトルから生まれた22歳以下による“新世代”の登場に、MC BATTLEシーンがブームで終わらない、次の世代に着実にバトンが繋がっていくカルチャーへ進化した事を象徴する記念すべきイベントとなった。
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