〜mura masaの名の由来は、妖刀伝説で有名な日本の刀工『村正』を、アーティスト名にしたという〜

物語のプロローグのように、ムラマサの紹介を始めてみました〜。切れ味抜群のトラックをつくるムラマサは、日本人の名前のようですが、イギリス王室属領・チャンネル諸島の「ガーンジー島」出身の、プロデューサー／DJ。
デビューアルバム『Mura Masa』が2018年第60回グラミー賞の最優秀ダンス/エレクトロニックアルバム賞にノミネートされました。その上、アートワークのディレクションを務めたことにより、最優秀レコーディングパッケージ賞にもノミネート‼︎ミュージシャンとクリエイティブディレクターの両方で選ばれるのは史上初！ サウンドもジャケットも、最高オシャンなセンスと才能を爆発させているムラマサをyoutubeと共に、「これ要チェックです」的なまとめをお送ります！

mura masa（ムラマサ）のデビューまでの道のり

ムラマサ（本名アレックス・クロッサン）は、UK出身の年齢は21歳（2018年時点）。アメリカ人の母の影響を受け、幼いころはJoni Mitchellやアメリカンインディ・ロックや、ポップ・ミュージックを聴いて育ちます。幼少期からヴァイオリンに親しみ、ギター、ベース、ドラムなどのバンド活動をしていたそう。15歳でエレクトロニック・ミュージックに触れ、自らビート制作をするようになります。17歳の時にサウンドクラウドにアップした尺八の音色をフィーチャーした、『Lotus Eater』が『BBC Radio1』で取り上げられ、一躍注目を浴びることに。

Mura Masa – Lotus Eater

mura masa（ムラマサ）のデビュー

ドイツの優良レーベル『Jakarta』から、デビューアルバム『Soundtrack To A Death』と２作目の『Someday Somewhere』をリリース。2016年、グラストンベリー（Glastonbury）、レディング（Reading）、フジロック（Fuji Rock）を始めとした、世界各国でフェスティバルに出演しています。

Muramasa – Know Me Better

ジャケットに日本語のひらがなで「むら まさ」と書かれている『Soundtrack to a Death』から。

Mura Masa – …Girl

MVラストに「むらまさ」と、ひらがなでのペントが！

Mura Masa – Are U There?

『Someday Somewhere』の１曲目に収録。繰り返す「Here with me」の浮遊感が、とても心地よい！

mura masa（ムラマサ）のメジャーデビューには、豪華ゲストが勢揃い！

ゲスト陣にエイサップ・ロッキー（A$AP Rocky）、チャーリー エックス シー エックス（Charli XCX）、デザイナー（Desiigner）、ジェイミー・リデル（Jamie Lidell）、ネイオゥ（NAO）、デーモンアルバーン（Damon Albarn）、英新進女性シンガーのボンザイ(bonzai)らを迎え、アルバム『Mura Masa』でメジャーデビュー。このアルバムが2018年第60回グラミー賞の、最優秀ダンス/エレクトロニックアルバム賞にノミネート！アートワークのディレクションを務めたことにより、最優秀レコーディングパッケージ賞にもノミネートされ、両方で選ばれるのは史上初の快挙！すごすぎる、オシャレな才能を大爆発させていますね。このジャケットは確かに最高クールですよね！

ちなみに2018年1月5日に、東京・恵比寿のLIQUIDROOMで開催された来日公演のチケットは即完売でした！MVもどれも素敵ですが、ほとんどの作品のアートディレクションをしているようです。どんだけオシャレな発想が、溢れ出ているのだろうか！

Mura Masa & Charli XCX – 1 Night (Official Video)

日本でも大人気のチャーリー エックスシーエックスがボーカルを務める楽曲です。MVを見ると、チャーリーと一緒に踊りたくなります。