もしカシミアキャット(Cashmere Cat)という名前を知らなくても、アリアナグランデ(Ariana Grande)、カニエウエスト(Kanye West)、セレーナゴメス(Selena Gomez)、ザ・ウィークエンド(The Weeknd)といった、世界的大物ミュージシャンの楽曲を手掛けているって聞いたら、「おーー!すげーーー!」ってなりますよね⁉︎
しかもグラミー賞最優秀R&Bソングにノミネートされた、トリーレーンズ(Tory Lanez)『LUV』のプロデュースもしているんだからすごいよなぁ。そんな要チェックアーティストのカシミアキャットをyoutubeと共に、日本人におすすめな深いワケと、これさえ押さえておけばOK的なまとめをお送りします!
カシミアキャットデビューまでの道のり
カシミアキャットは、ノルウェー出身の30歳男性(2018年時点)。2006年から2009年までDJファイナルとして、世界一のDJを決める大会(DMC World DJ Champions)で、ノルウェー代表として出場。学生時代は周りがパーティーなどで遊んでいる間も、ずっと毎日DJの練習をしていたそう。
2012年よりEP『Mirror Maru』でデビュー。2014年にはEP『Wedding Bells』をリリース。
Cashmere Cat – Wedding Bells (Official Video)
カシミアキャットのキーパーソンはベニーブランコとアリアナグランデ
ベニーブランコ(Benny Blanco)とは、ジャスティンビーバー(Justin Bieber)やエドシーラン(Ed Sheeran)、リアーナ(Rihanna)など世界的大物アーティストを手掛けるプロデューサー。
カシミアキャットがベニーブランコの作品をリミックスして、SoundCloudにアップ。それを聴いたベニーブランコが、カシミアキャットをLAに呼び、共同制作を始めます。
アリアナグランデのアルバム『My Everything』の『Be My Baby feat. カシミアキャット』の楽曲提供と、ライブ客演参加をしたのをきっかけに、一気にメジャーシーンへ。
なんという、すごいサクセスストーリー&アメリカンドリーム!
もちろん実力があってのことですが、SoundCloudにアップしたことがきっかけなんて、チャンスは自分でいくらでも作れるんですね。
Cashmere Cat – Adore (Audio) ft. Ariana Grande
Cashmere Cat – Quit (Lyric Video) ft. Ariana Grande
カシミアキャットが日本人におすすめな深いワケって?
そしてなぜ日本人におすすめかというと、筆者の友人がカシミアキャットと学生時代からの友人でして‼︎
友人は日本人ですが、ノルウェー出身で幼少期を一緒に過ごしたそうです。しかも友人のお兄ちゃんは、カシミアキャットと親友でほぼ毎日一緒に過ごしていたそう。
そう聞くと、そういえばカシミアキャットの音楽は、どこか日本的要素があって馴染みやすいなって感じがしませんか?アレンジもちょっとお囃子みたいだったり、日本のゲーム音楽ぽかったり。そしてどこか哀愁漂う感じとか、オシャレなのにアゲアゲすぎないところとか。ナイーブで繊細で寄り添うような曲調は、日本人の心にマッチしてくれるのです。
ノルウェーでの生い立ちとカシミアキャットの繊細さがよくわかるビデオ
Cashmere Cat – 9 (After Coachella) ft. MØ, SOPHIE
2017年4月に発表されたデビュー・アルバム『9』のタイトル・チューンとして先行公開された『9 (After Coachella)』のMVです。
カシミアキャットの生い立ちと、ノルウェーでの生活がわかる内容で、カシミアキャットのご両親も登場しています。共作者の盟友プロデューサーのベニーブランコと、デンマークのシンガーでこの曲のボーカルを務めているMØ(ムー)も登場。
カシミアキャットの実家で撮影されたであろう窓際には、招き猫もいますね‼︎(探してみて)。風景はノルウェーのハルデンというスウェーデンとの国境近くの小さな田舎町。カシミアキャットの友人曰く何にもないけど、またそれがいいという町だそう。
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