NTTドコモのスマートフォン向け定額制音楽配信サービス「dヒッツ® powered by レコチョク」の新TVCM「娘の帰り」篇(15秒・30秒)が本日8月28日(月)より全国エリアにてオンエア開始されます。
このCM、すごく温かくてぐっとくるんですよ。短い映像でここまで心が揺さぶられるとは。
高橋一生が娘を想いながらMr.Childrenの名曲『抱きしめたい』を歌う
主人公の父役を演じた高橋一生
主人公役を演じた清原果耶
今回OAされるCMは、今年7月18日に公開された25周年ムービー「いつか、あたりまえになることを。」のスピンオフとして展開されています。
25周年ムービーは、当時17歳だった主人公の父(高橋一生)と母(黒木 華)の出会いから、主人公(清原果耶)が17歳になるまでの物語が大きな話題を呼びました。父と母が結婚するまでの紆余曲折や、反抗期の娘と父が距離を取り戻していく模様が、Mr.Childrenの楽曲とともに描き出されていて、「たったひとつの歌や、たった一本の電話で、人生は大きく変わるらしい」というキャッチフレーズが今でも強く印象に残っています。
docomo”25周年ムービー”「いつか、あたりまえになることを。」 のスピンオフCM。
出演は、高橋一生さん、清原果耶さん。
Mr.Childrenの「抱きしめたい」とともに描く、dヒッツ新CM「娘の帰り」篇公開中!https://t.co/n5NXstm2WA pic.twitter.com/D5SCE5YMpJ
— NTTドコモ (@docomo) August 28, 2017
そして、そのスピンオフとなる今回のCMでは25周年ムービーの中では描ききれなかった、その先の親子の絆が描かれています。使用された楽曲はMr.Childrenの名曲『抱きしめたい』。1992年12月にリリースされた楽曲で、2ndアルバム『Kind of Love』にも収録された初期ミスチルを代表する1曲といってもいいでしょう。
Mr.Children
筆者も学生時代にヘビロテで聴いていたので、とても懐かしい気持ちにさせられました。父親役の高橋一生が大切な娘を想いながら歌う姿は今回の最大の見所です。
メイキングムービーで語られた二人の関係性
また、CM本編では見られなかった撮影裏の様子を映した特別メイキングムービーも期間限定で公開されています。(現在は公開終了)この映像の中で高橋一生と清原果耶はそれぞれこんなコメントを残しています。
高橋一生
過去に父親の役は演じた事がありましたが、自分が白髪のメイクをして年頃の女の子の父親役を演じるのは初めてで、とても感慨深かったです。『抱きしめたい』は大事な人を想って歌った曲だと思います。自分にとって父と娘の関係性はまだ想像でしかないですが、関係の構築によっては父でもあり、友人でもあるような特殊な関係性になれると思います。なので、この歌の持つ大事な人という意味では変わらないと思いました。清原果耶
前回の25周年ムービーの終わり方が、仲直りをしたとはいえ、まだ父に対して心を開ききっていないと思っていました。なので今回のCMでも、父に自らべったりと駆け寄っていくのではなく「お父さん、私のこと好きなんだなぁ」と父からの愛を感じられるような、愛される娘になろうと意識しながら演じました。
「父でもあり、友人でもあるような特殊な関係性」。父は主に縦の関係、友人は主に横の関係です。そのどちらにも開けているような大きな愛は、CMで見ることのできる二人の本当に嬉しそうな笑顔から感じられるはずです。
Mr.Children『抱きしめたい』Mr.Children[(an imitation) blood orange]Tour
また、『抱きしめたい』の2番の歌詞は上のライブ映像でも聴けるように
抱きしめたい 溢れるほどに
君への想いが 込みあげてく
どんな時も 君と肩をならべて
歩いてゆける
もしも 君が さみしい時には
いつも 僕が そばにいるから
と続きます。まさに今回の映像を想起させるような歌詞です。このCMのなんともいえない温かさをさらに高める役割はミスチルにしか果たせなかったでしょう。
家族や恋人、友人など、全ての大切な関係性を持つ人の心を包み込むような素敵な作品、ぜひTVやYouTubeでチェックしてみてください。今後さらなるストーリーは展開されるのか、二人の物語の行方がとても気になります。
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