どんより空模様、びしょ濡れ、ちょっとさむい、じめじめ、低気圧で頭いたい……。それはなにかとたずねたら。そう。梅雨がやってきます。今回のお題はズバリ「雨」。でも「雨」って、悲しみもあればよろこびもあるし、優しさもあれば切なさもあるんです。家を出る前、窓の外が雨だったら、そっとこのミックステープをプレイ。家から出ない雨降りの日もこのミックステープをプレイしてみて。
惚れたグロッシーヴォイスと、風景を描くように紡ぎだされる歌詞とメロディーが魅力の瀧川ありささんのMIXTAPEです。

ペトロールズ『雨』

ここ数年の雨の季節はこの曲を聴いています。頭の導入部分がまず大好きで、長岡さんの歌声が伸びやかで、雨が愛おしくなります。3ピースの洗練されたサウンドが、痺れます。

BONNIE PINK『Water Me』

雨をテーマにしているわけではないのに、この曲はこころの雨と重なるのか、思い浮かぶ一曲です歌詞もメロディーも美しくて聴き惚れてしまいます。

アイドリング!!!『レイニィガール』

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宇多田ヒカル『真夏の通り雨』

この曲を聴くと自然と涙が流れます。人間の根底の愛が強く滲む曲です。MusicVideoも素晴らしくて、こころを洗い流したいときに聴きます。

サカナクション『Ame(A)』

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松任谷由実『雨のステイション』

まさしく雨降りの駅のホームで聴きたいですね。電車に乗らずにただぼうっと雨を眺めていたくなります。会える気がして。

フジファブリック『サボテンレコード』

じっとりとしたイントロからAメロにかけてと、突如疾走するサビが、雨足と似ていて癖になる一曲です。日比谷野音での真っ赤な照明もかっこよかった。

山下達郎『こぬか雨』

1977年、伊藤銀次さんがシュガーベイブに在籍していた時に作られた曲で、94年のLive versionが『Ray Of Hope』に収録されました。リズミカルなサビは、水たまりに反射する太陽を思い浮かべます。

SUPERCAR『BGM』

色褪せない曲ですね。カラフルな傘でのんびり雨の街を歩いたり、雨の高速道路で聴きたいです。

Cyndi Lauper『True Colors』

最後はこの曲と共に虹を探したくなります。大切なことをそっと教えてくれる一曲です。