夏の手前、短い春のまっただなかです。あったかい春の光に照らされて僕らは家の外への意識が高まります。BBQ、キャンプ、街中のデート、そろそろフェスも始まりますね。歩きながら、電車に揺られながら、バスから景色を眺めながら、クルマでドライブしながら。いろんな「移動」のときにこんな音楽があったら最高。
そんなMOVEなキブンをアゲてくれる「移動する音楽」を紹介してくれるのは様々な楽器を駆使して、懐かしくも新しいマジカルポップワールドを展開する空中カメラさんのMIXTAPEです。
Paul McCartney&Wings『Listen To What The Man Said』
移動には様々手段があるけど、日が出ている時の移動はこの曲で済むと思う。移動神曲。左側で聞こえるパーカッションが小さいバージョンの方がノリがよく聞こえるぜ。(牧野 choice)
Bill Withers『Kissing my love』
ソウルな内容なのに自閉的な雰囲気で好きなビルウィザース。ドラムが特に凄い。全奏者一筋縄ではいかない感じが出ている。ペーパーだけど、この曲を車で聴きながらハチャメチャに移動してみたい(牧野 choice)
Kenny Rankin『In The Name Of Love』
歌がのびのびめちゃうまい。一人で完結できちゃう系SSWのパフォーマンスのパない感じが出まくっている(範奏あるけど)。雨の日の移動に向いている。(牧野 choice)
The chang 『日曜日だけ咲く花』
車で聴きたいバンドの完成形なんじゃないかと思う。初めて聴いた時歌とギターこんなに絶妙な人いるんだと思った記憶があります。この曲を聴きながらハチャメチャに移動したい。(牧野 choice)
奥田民生『スカイウォーカー』
タイトルにウォーカーと入っているだけあって歩きやすい名曲。奥田民生の曲はどれも移動に向いていると思う。移動の達人奥田民生。(牧野 choice)
The Beach Boys『Fun,Fun,Fun』
女の子がお父さんの車を勝手に乗り回してるっていうこれまた呑気な歌詞。サウンド、歌詞、そしてバンド名、どれをとっても世界が明確に真空パックされてるのがすごいね。ペットサウンズやスマイリースマイルの頃の幻想的な楽曲群も大好きだけど初期も単純に楽しい。(田中 choice)
Kraftwerk『Autobahn』
「移動」と言ったらクラフトワーク!自転車、列車などいろいろあるけど今回は自動車で。でも作者いわく「アウトバーン」と言うだけあって自動車の曲ではなく、あくまで「道路」の曲らしい。実際に高速道路で聴きながら運転するのは危険な気がするな。ウトウトして。(田中 choice)
原田知世『ロマンス』
カーディガンズなどのプロデュースで有名なトーレ・ヨハンソンの仕事。アコースティックな雰囲気の中にある、どこか情熱的なホーンの音にグッときますね。爽やか!自転車や電車が合いそう。(田中 choice)
空中カメラ『ピースで行こう』
「移動」がテーマなら僕たち空中カメラの冒険ソング「ピースで行こう」も外せないぜ。みんなガキンチョ精神で遊びまくろう!!これからの季節にぜひ聴いてほしい。(田中 choice)
PROFILE
空中カメラ
幼、小、中、高校の同級生で結成。のちに中村(vo)の兄がドラマーとして加わる。
アコースティックからマシーン、おもちゃやガラクタまで様々な楽器を駆使して、懐かしくも新しいマジカルポップワールドを展開。
ビデオ、デザイン、イラストレーション、漫画もメンバー各々が手掛ける。横浜、横須賀在住。
【リリース情報】
デビューアルバム『DR.KIDS LIFE』
WAKRD-061/¥2,400 (税抜価格)+税
2017.3.29 Release<収録曲>
1. オープニング
2. きりかぶに森
3. 恋するシャボン玉
4. ハッピークルーズ
5. ロマンチック
6. ALPS山脈
7. ゆ
8. 少年ブルー
9. あまもやの口笛
10. 怪
11. 空中画用紙
12. ピースで行こう
【ライブ情報】
フール・オン・ザ・昼vol.3
日時:6月24日(土) 開場12:30開演13:00
場所:渋谷セブンスフロア
チケット:前売り2500円 当日3000円(+1drink)
予約特典あり!
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