夏の手前、短い春のまっただなかです。あったかい春の光に照らされて僕らは家の外への意識が高まります。BBQ、キャンプ、街中のデート、そろそろフェスも始まりますね。歩きながら、電車に揺られながら、バスから景色を眺めながら、クルマでドライブしながら。いろんな「移動」のときにこんな音楽があったら最高。
そんなMOVEなキブンをアゲてくれる「移動する音楽」を紹介してくれるのはテン年代のシティポップをTOKYOに向けて発信するマツザカタクミ（Awesome City Club）さんのMIXTAPEです。

アナログフィッシュ『Wednesday』

ごく稀に渋谷から246を走るバスに乗ることがある。昼過ぎ、平日。さほど混んでないバスの車窓から、ぼんやり眺める駒澤あたりの風景が妙にこの曲にマッチするんです。因みに詩の内容とはまったく関係ありません。なんなんでしょう。お試しあれ。

Whitney『No Matter Where We Go』

週末ゆっくり起きた朝に、昼飯食いにドライブしながら聴きたいっすね。その辺までのつもりがちょっと遠出したくなっちゃいそう。

口□□（クチロロ）『Starflight-Planetarium Version』

夜間飛行。三浦さんが描く”都会の暮らし”が大好きです。

口□□（クチロロ）『渚のシンデレラ』

もう一発口ロロ。みんなでわーわー言いながら車で海へと向かう道すがら、そこの角曲がったらもう海が見えるっていうタイミングでかかったらバッチリ。

きのこ帝国『クロノスタシス』

夜道をダラダラ歩いて帰る時に聴きたいですね。”コンビニエンストアで350MLの缶ビール買って”歩き飲み&音楽の組み合わせ最高。

The Cardigans『Iron Man』

夜道シリーズ、チルです。BPMもちょうど良い。Iron Manになったつもりで歩いてみては。

Sissy Walk『COMEBACK MY DAUGHTERS』

夜道シリーズ、ウォーク！ウォーク！ウォーク！

Donnie Trumpet&the Social Experiment『Sunday Candy Short Film』

現代版、”雨に唄えば”みたいなイメージのこの曲。雨の日に駅まで傘差して歩いている時の憂鬱な気持ちがちょっと楽しくなります。MVも最高。

サニーデイ・サービス『スロウライダー』

”君とどこか遠くへ もっと遠いどこかへ 2人だけで今日は過ごすよ”っちゅうことで入道雲とかでちゃうような暑い夏の日に、2人で短パン履いて出かけるのにもってこい。やっぱ鈍行列車すかね。小田急線のイメージ。