ニコニコ超音楽祭でしか見れないライブ感！　ゆずも初登場

GWのスタートを飾る4月29日、30日に幕張メッセで「ニコニコ超会議2017」が開催！　来場者数は過去最大の15万4601人を記録し、ネット総来場者数は505万9967人と驚異的な数字を記録しました。今回、ミーティアでは音楽メディアということで、50を超えるコンテンツから「超音楽祭2017」をレポート。4月29日に開催された「超音楽祭2017」の内容をお届けします。
アイドルマスターやアップアップガールズ（仮）のアイドル勢、踊ってみたのスター・RABなどのアーティストから、超音楽祭初登場のゆずの参戦で大いに盛り上がりを見せた「超音楽祭2017」。その熱さと感動は想像以上のものでした。

総理大臣さえもゲストに！　ニコニコ超会議とは？

まず超音楽祭に触れるまえに、「ニコニコ超会議」とはなんぞや？というのを簡単に説明します。

ニコニコ超会議は、株式会社ドワンゴが主催するニコニコ動画の「会議」（オフラインミーティング）を自称した参加型複合イベント。コンセプトは「ニコニコ動画のすべて（だいたい）を地上に再現する」としていて、会場は幕張メッセで開催しています。

その歴史は2012年から始まり、今年で6回目の開催。踊ってみた、歌ってみた、演奏してみた、ゲーム実況などのニコニコ動画のコンテンツを生で見て体験できる他、アニメ要素も強いので、コスプレでの参戦も可能です。
サブカルなものが主体になりますが、有名企業ブースや自由民主党、民主党（現民進党）などの政党ブースもあります。過去には内閣総理大臣の安倍晋三も視察に来たことがあるとか。その他にも大相撲の出張巡業やプロレス団体の試合提供も過去にありました。

今年は東京都知事の小池百合子がコーナーに参加したり、ビートたけしが「テレビでは言えない」会議のコーナーに出演し、爆弾発言をしたことでも話題を呼びました。

このように、他のイベントやフェスでは到底見れないような、深くて過激でどっぷりつかれるコンテンツを視感・体感できるイベントなのです。

出典：YouTube

そんなニコニコ超会議の中から、注目のアーティストを中心に超音楽祭2017をレポートしていきましょう。

【超音楽祭2017 DAY.1 出演者】
・アリレム
・海上自衛隊東京音楽隊
・タイツォン
・夏代孝明
・VALS
・らっぷびと
・RAB(リアルアキバボーイズ)
・ROOT FIVE

・アイドルマスターミリオンスターズ
・あいみょん
・新しい学校のリーダーズ
・アップアップガールズ（仮）
・月華遊戯（コスプレ）
・9nine
・MICHAEL
・MUCC
・わーすた
・ゆず

クセになるパフォーマンス　ROOT FIVE

大きな声援に乗って登場したのはROOT FIVE。活動とともにライブパフォーマンスを変えてきた彼らだが、新曲の『SEKILALA』では高速フロウのラップとソロパートで疾走感のあるパフォーマンスを披露。
棒を使ったパフォーマンスやルーティンにアクロバットもあって、古き良き時代の男性アイドルを思わせ、懐かしさに引き込まれます。時代がめぐって、逆に新しく感じますね。

続いては昨年末にリリースした『大逆転エモーション』を披露。ロックなサウンドが『SEKILALA』で作った盛り上がりをさらに加速させます。ラストは「タオルを回して！」というあおりから『MERRY GO ROUND』を披露。この曲のイントロ音、すごくカッコいいと思うのは筆者だけでしょうか？シェア曲ということもあり、観客はタオルを回して大盛り上がり、ラップはハイとローが混ざり、テクスチャー感も出ていてレベルの高さも見せてくれました。

《セットリスト》
1.SEKILALA
2.大逆転エモーション
3.MERRY GO ROUND

ニコニコから生まれたAB-BOY！　RAB

踊ってみたチームでトップの実力を持つRABが登場。この日はメンバーのムラトミが体調不良で入院をした為、4人でのパフォーマンスに。一曲目は今話題を呼んでいる、けものフレンズのオープニング曲『ようこそジャパリパークへ』を披露。得意のブレイキンで暴れまわるかと思いきや、オタク要素強めのダンスで観客の心を掴んでいきます。

出典：YouTube

その後もアニソンを中心にパフォーマンスを繰り広げる中、印象的だったのは観客の盛り上がり。ニコニコユーザー歴が長い人はRABをよく知っていると思いますが、知らない人も多い中、選曲した曲のファンがいるのでしょう。どんどんRABのパフォーマンスに引き込まれて、最終的にはオタ芸や見よう見まねのブレインキンで、応援に加わります。やはりRABの実力や魅力はハンパないです。

MCの終盤にRABの呼びかけで現れたのは、らっぷびと・アリレム・タイツォンの3人。この組み合わせといえば、2008年にAB-BOYというジャンルを作ってきたメンツで、古くからニコニコ動画を見てた人からしたら胸熱の立ち並び。そんな彼らがスペシャルコラボで『オーディエンスを沸かす程度の能力』、『テクノブレイク』、『ABボーイのうた』をパフォーマンス。会場も大盛り上がりでしたが、バックスクリーンに映し出されるコメントの盛り上がりも異常で、多くのコメント達がスクロールする。

スペシャルコラボが終わった後、RABのパフォーマンスも終盤へ。まくし立てるような怒涛のボカロタイムが終わると、RABのおもしろい部分でもあるアフレコダンスコントから『前前前世』のイントロが。「君の名は」はニコニコユーザー達さえも奮い立たせるのですね。ものすごい盛り上がりを見せて、RABのライブは幕を閉じました。

出典：YouTube

《セットリスト》
1.ようこそジャパリパークへ
2.青空のラプソディ
3.君じゃなきゃダメみたい
4.オーディエンスを沸かす程度の能力（らっぷびと・アリレム・タイツォン）
5.テクノブレイク（らっぷびと・アリレム・タイツォン）
6.ABボーイのうた（らっぷびと・アリレム・タイツォン）
7.脱法ロック
8.脳漿炸裂ガール
9.前前前世

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