MEETIAか贈るライブイベント「Quattro Royal Straight Push supported by MEETIA~フラチな月曜日~」が6月4日渋谷クラブクアトロにて開催された。出演者はフラチナリズム、I Don’t Like Mondays.の二組。会場は彼らを一目見ようと大勢の観客で埋まっていた。
一番手として登場したのはフラチナリズム。メンバーは最初、I Don’t Like Mondays.風のお洒落な衣装で登場。モリナオフミ(Vo)が「どうも、I Don’t Like Fridays.です」と冗談をささやくと、まさかのI Don’t Like Mondays.の楽曲「FIRE」カバーからスタート。だが「らしくない!」とのメンバーの一言で演奏を途中ストップし、いつも通りのフラチナリズムに衣装チェンジした。「不埒拍子昇天」では「飛べ!飛べ!」とモリが観客を煽り会場はヒートアップ、「男は皆馬鹿ばっか」では”男は皆馬鹿ばっか!”のコールアンドレスポンスから演奏がスタート、彼ららしい奏者観客一体の盛り上がりの空間をつくっていた。
続く「大江戸ディスコ」では4つ打ちのビートに乗せて観客が扇子を高く振り回す振り回す。その後は洒落たビートとベースのグルーブが心地良い「アイアイアイラブユー」、8月にリリースされるアルバムからしっとりと聴かせるバラード曲「懐かしき友よ」、こちらも同アルバムから爽やかな夏ナンバー「抱きしめてワンダーランド」、歌詞のポジティブさがあふれる楽曲「ひな壇芸人行進曲」が続いた。ラストは「みんなの最高の乾杯見せてくれよ!」と彼らのライブでもお馴染み「KAN&PAI -THE WORLD-」を披露、一番の盛り上がりを見せこの日のステージを後にした。
二番手で登場したのはI Don’t Like Mondays.。「TOKYO BROTHERS」でライブの口火を切ると、続く「BANG!!」で会場はさらにヒートアップ。秋気(Dr)のソリッドなビートに悠(Vo)のクールな歌声が心地よく乗っていく。「君たちの心に火をつけてあげましょう!」と悠が叫び「FIRE」のイントロが流れると客席からは歓声が。ファンキーでグルービーな楽曲に乗せ観客が踊りだし、足に伝わる振動が心地良い。その後は、ダンサブルなナンバー「STAR DRIVE」「MEMORIES」が続き渋谷クアトロのボルテージはみるみるうちに高まっていく。
MCでは、悠が「仮眠を取ろうとしたら、フラチナリズムの会話が面白すぎて寝れなかった(笑)」と楽屋裏のエピソードを披露していた。MC後は、続けざまに「Sorry」「Perfect Night」と人気曲を披露、謙二(Ba)の洒落たベースフレーズがとても心地良い。そして、ここでメンバー紹介のセッションタイム、お得意のエロネタを交えつつ会場の笑いを誘っていた。巧みな話術もI Don’t Like Mondays.の魅力の一つだ。セッション後は、しっとりと聴けてかつ踊れる楽曲「Super Special」、ギターの美しいイントロから始まるハッピーなナンバー「LOVE YOURSELF」と聴かせていき、「WE ARE YOUNG」では会場一体の大合唱が。アンコールでは「この季節に似合わない曲を披露します」と人気曲「Girlfriend」を演奏。しっかりと期待に応え、オーディエンスの心に再び大きな火をつけた。
Photo:堂園 博之 (Hiroyuki Dozono)
■楽屋裏オフショット
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