デヴィッド・ボウイのアートコレクション競売で44億円

去る1月10日、世界中が悲しみに包まれたデヴィッド・ボウイの死。

あらゆる場所でボウイへのリスペクトを込めた回顧展が開かれたのは記憶に新しいところ。

音楽性はもちろん、ルックス、スタイル、ファッション、生き様そのすべてにおいて
大きな影響を与え続けたボウイは、膨大なアートコレクターでもあったのだそう。

そんな彼のアート・コレクションの一部が11月10〜11日の2日間
英国の競売会社サザビーズのオークション・ハウスにて展示された後、オークションに出品されました。
その数400点（一部なのに！）。そして2日間の売り上げ合計は44億円！

The final hammer came down on the ‘White Glove’ sale of David Bowie’s collection tonight in #London totaling £32.9m/$41.1m #BowieCollectorpic.twitter.com/5E3a7A6jOv

— Sotheby’s (@Sothebys) 2016年11月12日

なかでも最も高額で取引されたのがジャン＝ミシェル・バスキアの『エア・パワー』で
710万ポンド（約9億5000万円）。

#AuctionUpdate Designed as a ‘musical pet’, this #Brionvega record player owned by David Bowie has just sold for £257,000 #BowieCollectorpic.twitter.com/SoBCWSgFq9

— Sotheby’s (@Sothebys) 2016年11月11日

「音楽のペット」として所有されていた〈ブリオンベガ〉のレコードプレーヤーは
257000ポンド（約3400万円）。

#AuctionUpdate David Bowie’s #radio estimated at £150 sells for £30,000 #BowieCollectorpic.twitter.com/RWWEQ6evQp

— Sotheby’s (@Sothebys) 2016年11月11日

こちらのラジオは30000ポンド（約405万円）。

アート・コレクションの収益は税金の控除後、ボウイの遺産財団に戻されるようです。

そういえばジャン＝ミシェル・バスキアの絵を、バスキア作品史上最高額となる63億円で落札した
資産家の前澤友作さんを思い出しました。

アートはココロや感性を豊かにしてくれるもの。
芸術の秋です。どっぷりセンスに磨きをかけてみては？

最新号のポパイもよかったなァ。