緊急事態
アルバム『奇麗』収録曲で、アヴちゃんが活動休止期間中に書き上げたという楽曲。復帰後のワンマンライブで披露されたライブ映像が収められたMVとなっています。ロックバンドとは言いながらもジャンルレスな音楽性の女王蜂でしたが、活動休止前のアバンギャルドなバンドというイメージを一新して、よりポピュラーなバンドサウンドに。
ヴィーナス
ドラマ『怪奇恋愛作戦』の主題歌。女王蜂初のシングル曲でもありました。女王蜂の楽曲ランキングでも上位に必ず選ばれる人気曲。新たにギターのひばりくんを迎え、心機一転の様相を呈したノリノリで勢いを感じるダンスチューンが女王蜂らしい。
金星
アヴちゃんのもうひとつのバンド「獄門島一家」(読み方:ごくもんとういっか)とのスプリットシングルとしてリリースされた曲。実はアヴちゃんは女王蜂の活動休止中に別のバンドで活動を始めていました。メンバーは東京事変のギター・長岡亮介とRIZEのベース・KenKen、BLANKEY JET CITYのドラム・中村達也という名だたる顔ぶれ。これまでとは打って変わって、洗練されたバンドサウンドに変化しており、それに合わせてMVもポップでおしゃれな雰囲気に。変わることを厭わない女王蜂のスタンスが彼らの強みであり、魅力でもあります。
アウトロダクション
アルバム『Q』収録曲。過去作を見ても演奏シーンが多かった女王蜂が、夕日をバックに切なく歌うMVが印象的。「アウトロダクション」とはイントロダクションとは反対の終わりを意味する造語ですが、このアルバムはこの曲が始まりを告げます。この曲を通して終わりは始まりというポジティブな解釈を女王蜂は提示しています。
火炎
アニメ『どろろ』のOPテーマでもある「火炎」はまたガラッと変わり和風テイストなサウンドに歌詞、さらに軽快なラップが飛び交うなんとも挑戦的な楽曲。YouTubeに投稿されているMVの再生回数はなんと975万回。「静」から「動」への転換の応酬が魅力で、サウンドのセンスが光っています。本当にどの時代のどの曲をとってもハズレがないというか、サウンドは変わろうとも音楽をする意味は変わらない女王蜂のブレないスタンスがここまで支持されている所以。
唯一無二のバンドとして新境地を拓いた女王蜂。2020年4月4日〜5日にかけて幕張メッセ・幕張イベントホールで『単独公演「十」−Introduction−』を開催する予定となっています。おすすめ曲として一覧を紹介してきましたが、もし初めて女王蜂のライブに行こうと考えている人は、紹介した曲はマストでチェックしてみてください。
新曲をリリースするたびに話題をかっさらう今注目のバンド女王蜂。彼/彼女らの音楽の続きが楽しみで仕方がありません。
【幕張イベントホール2daysチケット発売中】
4月4日・5日に幕張イベントホールにて開催する『単独公演「十」−Introduction−』の2days各日の詳細を発表。
4月4日 DAY1:BLACK
4月5日 DAY2:BLUEチケットはこちら⇨https://t.co/XvooIoFeBm pic.twitter.com/PY1w1uVSPA
— 女王蜂 公式 (@qb_announce) March 5, 2020
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