yogee new waves、どこか余裕すら感じる・・・染み渡るほどに心地いいポップス。

聴いた瞬間に馴染む、休日にまったり聴きたいyogeeの「ゆる系」ポップミュージック

「あれ？この曲どこかで聴いたことあるような」そんな誰もが感じたことのあるであろう体験を忠実に再現してくれるような、抵抗のない、いつの間にか傍にあったような音を作り出す「yogee new waves」※読み方は「ヨギー・ニュー・ウェーブス」
Kengo Kakudate(G、Vo)、Naoki Yazawa(B)、Tetsushi Maeda (Ds)3人のメンバーで構成されており、2013年に結成とまだ日が浅い彼らですが、既にタワーレコードの「タワレコメン」やHMVの「エイチオシ」にも選ばれるほどの実力者です。
ふわっと聴き流すことに魅力を感じる彼らの曲調は、よくよく聴いてみるとなるほど！確かな実力に裏付けされた迷いのないテンポや自然体で発せられる柔らかい声。TPOに捉われないため、計算しつくされたと感じるほどに完成度が高い作品を作り出しています。
まさに「ゆる系」です。聴いた瞬間から馴染んでくるのには、しっかりとした技術と理由がありました。

こんなに完成度が高いのに？意外なメンバー構成

ここまで完成度が高い楽曲を作り出す彼らですが、意外なことがあります。それはメンバー構成。まず「yogee new waves」のアーティスト名で画像検索をしてみてください。すると4人で写っている写真が数多く出てきます。さらには2人の写真なども散見されます。

そうなんです、彼らは意外にもメンバーの入れ替わりが多く、人数が増減しているんです。
元々は「Kakudate」「Inoue」の二人を中心に発足、そこから「Shinpe Ueda」「Sohei Shinozaki」といったメンバーを加え2013年のサマーソニック最終選考まで残るなど、頭角を現します。
そして驚くべきことは、この時点で発足からわずか1か月。しかもこれが1stLiveというのだから注目されるのは当然だったかもしれません。
その後もメンバーの入れ替わりがあっても、自分たちが目指すスタイルを曲げず貫けるのは、「音楽への強い信念」と「それを実現させ得る実力」を持っているからでしょう。
自分たちの信念を「POP」に表現しつづける彼らは、今後も注目すべきアーティストの一角にいるはずです。