TWICEがいよいよ日本でのファーストアルバムを発売!これまでの歩みを振り返りつつ、アルバムで新たに聴ける楽曲を先行試聴レビュー
Asia No.1最強ガールズグループTWICEが、9月12日に日本でのファーストアルバム『BDZ』を発売する。
2017年に日本デビューを果たすと、「TTポーズ」がティーンの間で一大ブームになり、年末には紅白歌合戦にも出場。デビューからまだ1年ほどとは思えない活躍をみせる彼女たちの待望のファーストアルバムとあって、『BDZ』も注目を集めそうだ。
ミーティアでは、リリースに先駆けてアルバム曲を聴くことができた。TWICEのこれまでの歩みを振り返りつつ、彼女たちの新たな一面を見せてくれたアルバム曲の魅力をレポートしよう。
「TTポーズ」が大ブームに!Asia No.1最強ガールズグループTWICE
TWICEはナヨン、ジョンヨン、モモ、サナ、ジヒョ、ミナ、ダヒョン、チェヨン、ツウィの9人組ガールズグループ。2017年6月に韓国でのこれまでの代表曲と、その日本語版を収録したベストアルバム『#TWICE』で日本デビューを果たした。
『#TWICE』にも収録された彼女たちの代表曲「TT」は、ここ日本でも大ヒット。スポーティなエレクトロポップサウンド、強がりながらもキュートな歌詞に加えて、真似しやすいサビの振り付け「TTポーズ」がティーンの心を捉えた。「TT」のYouTube再生回数は、日本語バージョンが7200万回、韓国語バージョンは3億9000万回。モンスター級のヒットとなっている。
アニメやティーン映画と手を組みながら、日本オリジナル曲を続々リリース
TTブームも冷めないまま、TWICEは2017年10月に日本ファーストシングル『One More Time』をリリース。『BDZ』にはこのシングル以降の楽曲が収録されている。
TWICE初の日本オリジナル楽曲となった「One More Time」は、イントロのデジタルな音色が耳に残るアッパーチューン。ダンスポップという点では韓国でリリースされているTWICEの楽曲と地続きだが、アナログライクなシンセサイザーやシンプルな四つ打ちのリズムで、よりJ-POPシーンと親和性の高いサウンドに接近している。カラフルなミュージックビデオもそれぞれの表情に接近したカットが多いので、どんなメンバーがいるのかまだ詳しくない人にもおすすめだ。
年末にはNHK紅白歌合戦へと出場し、10〜20代の若者層以外へも支持を拡大。2018年2月には2枚目のシングル「Candy Pop」をリリースした。
『ラブライブ!』などを手がける京極尚彦監督がアニメシーンを担当し、韓国の映像クリエイターと共同で制作されたミュージックビデオはKAWAiiカルチャーを凝縮したような出来。ドラムンベースを取り入れながら爽快感のあるポップなラブソングで、バレンタインシーズンを盛り上げた。YouTubeの再生回数は約8000万回で、「TT」に並ぶ日本での代表曲といえそうだ。
その3ヶ月後には、早くも3枚目のシングル「Wake Me Up」をリリース。チアリーディング風のリズムと掛け声、そしてダンスが印象的な応援ソングで、「One More Time」にもみられたアナログなシンセサイザーの音色がエッセンスになっている。
さらにその1ヶ月後の6月には、「The Jackson 5」の「I WANT YOU BACK」のカバーを配信限定でリリース。この曲は教師と生徒の恋愛を描いたラブコメムービー「センセイ君主」の主題歌に起用され、TWICE初の映画主題歌としても話題になった。
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