Photograph_Shono Inoue
Interview&Text_Mamoru Koyama
Edit_Fumika Ogura
YouTubeの動画配信は親近感や共感が魅力
――結成は2016年ですが、テーマパークガールというグループ名には由来があるんですか?
かなみ : テーマパーク(公園や遊園地)って遊ぶ場所として、男女問わず、いろいろな世代の方に愛されていますよね。私たちも幅広い世代の方に好きになってもらいたいし、テーマパークに行くとワクワクする気持ちになるので、そういう気持ちを活動を通して、みなさんに発信して行けたらなという思いを込めて、テーマーパークガールと名付けられました。
――みなさんが行なっているYouTuberとしての活動なんですが、結成して半年後の2017年6月にはYouTubeチャンネルを開設していますよね。当初からYouTubeを使って自分たちを見てもらおう、という気持ちがあったんですか?
かなみ : 当初はあまりそういった気持ちはなかったんですけど、メンバーのももかが先に1人で個人チャンネルを始めていたんです。それを見たメンバーが影響を受けて、みんなでやってみたいなっていうことになったんですよね。それから約2年間、今も続いているっていう感じです。
――いちばん先にチャンネルを開設したももかさんはそういったネット動画が好きだったんですか?
ももか : はい。YouTubeは小さい頃からすごく好きでした。自分の中のひとつの夢で、YouTuberをやってみたいなって思っていたんです。
――YouTubeを発信する側のおもしろさって、どういうところにあると思いますか?
ももか : 私はYouTubeに流れるお気に入りの映像を見ると、すごく楽しくて元気が出るんですよね。私自身が作る動画も、みんなに元気を与えられるようなものでありたいなと思って、観てる方のリクエストに答えたり、いろんな企画を考えて作っています。
――グループとしてもYouTuberとして動画を発信しているし、それぞれ個人での発信もあって、多彩になっていますよね。
かなみ : 最近、1人1人が家で撮るっていうのも始めているんです。それはテーマパークガールのチャンネルでアップするんですけど、個人のやりたいこととか特技とかも出していったりしていますね。グループとしての5人での動画も、企画を決めて定期的に出すようにしています。
――その動画に、特に同世代の女性から大きな反響があったわけですけど、それはどう思っていますか?
かなみ : YouTubeを始める時は、こんなに同世代の子たちから見てもらえるなんて思っていなかったです。でも私たちみんな仲が良くて、いつもわちゃわちゃとしていることが多いので、そういう楽しさがYouTubeでは出ているのかなって思いました。きっと楽しいことが好きな子たちが見てくれているんじゃないかなと思っています。
えみい : そんなに背伸びもせず、同世代の子たちがするような話や遊びの動画を出しているのが、親近感を感じて、見てくれている理由になっているのかなと思いました。
いぐさ : 私はモデルのお仕事もしているんですが、動画を載せた後に、「この洋服はいぐさちゃんが持っていたから買ったよ」とか「お揃いにしたかったから買ったよ」とインスタグラムのDMなどで、よくファンの方が送ってきてくれるんです。同世代の子たちが真似したくなるファッションを発信できているみたいで、すごく嬉しいです。
けりぃ : 私たちは、きっとそういった同世代の女の子と共感できる部分が多い気がしますね。あと、グループで一緒にいると、おもしろいことが日常的に起きるんですよ。普通に過ごしている中で、誰かが仕組んだかのように何かがが起きるので、そういった姿も動画で見てくれていたりとか、この子達おもしろいなって思ってくれているのかなって思います。
えみい : メンバーといる時は、7割くらい変顔していたり、8割くらい爆笑していたりするよね(笑)。
いぐさ : うん。振り向いたら誰かがすぐ近くで変顔しているとか日常茶飯事(笑)。YouTubeでの動画配信は一緒にいる目線で届けやすいのかな、って思います。観ている方は、私たちのそういったありのままの姿を見て好きになってくれる気がしますね。
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