TETORAの楽曲紹介
ずるい人
デモシングル「イーストヒルズ」の収録曲。当初タワーレコード梅田大阪マルビル店のみの取り扱いとなっていましたが、そこでの人気を受けタワーレコード全店に販売を広げました。「ずるい人」のMVは2020年2月現在で74万回再生を記録し、TETORAの代表曲といえる曲になっています。この曲は1番の歌詞のみの構成で2分弱と非常に短くなっているのが特徴的。別れた彼のことを最後まで綺麗に歌っても悔しいだけという作詞を担当している上野の思いが反映されています。この清々しさがとても素敵だと思いませんか。
素直
1st フルアルバム「教室の一角より」の収録曲。「ずるい人」とは打って変わって、新たにロックサウンドを打ち出してTETORAというバンドの奥深さが垣間見られます。ハスキーボイスがバンドのひとつの特徴としていますが、様々な種類の曲調の中でもロックを全面に押し出した「素直」はまさに相性抜群。かつ3ピースバンドに陥りがちな音の薄さも感じさせず、リズム隊のレベルの高さも伺えます。
レイリー
こちらも1st フルアルバム「教室の一角より」からの収録曲。過去恋愛の曲を多く書いてきた上野が自分の内面にフォーカスを当てて書いた曲で、自己内省色が際立っています。上野の歌声がそれだけで複数の楽器を内包しているのかと錯覚してしまうような不思議な感覚。ぜひ実際に聴いて感じてみてください。
今日くらいは
TETORA初のタイアップ曲。USJのWEB限定動画「【青春は一瞬で、無限大だ。】 2019年秋篇」でこの曲が使用され話題になりました。MVはライブバージョンとなっていて、上野の熱いMCを皮切りに演奏が始まります。「21歳、人生懸けてやるって決めた」と観客に訴えかける上野のMCはかなりのインパクトで、彼女らの本気をひしひしと感じます。
知らん顔
2020年2月5日にリリースされたばかりの1stシングル「あれから」収録曲。MVが
ドラマ仕立てになっているのがかなり新鮮です。歌詞に登場する「ペットボトル」「コップ」の水が少し残っているか、満タンになっているかで心の内面を表現。ここでも上野のライティングセンスが光っています。すれ違いを描いた切ない歌詞ですが、分かり合えないことの先にある幸せを楽曲から感じました。その意味では、MVで感じた印象よりはポジティブに捉えられるのではないでしょうか。
2020年要注目の3ピースバンド・TETORA。今のうちに彼女らの音楽を聴いておこう!
2020年の音楽シーンに風穴を開けること間違いなしの3ピースバンド・TETORA。現在は「あれからリリースツアー」が、2月9日の渋谷を皮切りに5月17日の大阪ワンマンまで22公演が予定されています。この記事を読んで少しでも気になった方は、ツアー中のこの機会にライブへ行ってみてはいかがでしょうか?ツアーグッズもどんどん発表されているのでチェックしてみてくださいね!
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