欅坂46のエース”てち”こと平手友梨奈。彼女の進むべき道とは。
2016年4月6日『サイレントマジョリティー』でセンセーショナルなデビューを飾った欅坂46。デビューから2年が経とうする今でも勢いは落ちることなく人気アイドルグループとして活躍をしている。
そして、この人気の中心にいるのはデビューから6作連続で欅のセンターを務める平手友梨奈だろう。アメリカ留学の噂など最近なにかと話題になっている彼女だが、彼女の魅力は一体なんなのか、そして彼女はどこへ向かっていくのか。
今回は平手友梨奈(愛称:てち)の魅力に迫っていこうと思います。
不動のセンター!平手友梨奈とは?
2001年生まれで、愛知県出身。現在は16歳の平手友梨奈。中学時代はバスケットボール部に所属していました。アイドルになるキッカケは部活動以外に目標がなく、他のことに挑戦し、何か目標に向かって全力で頑張りたいと考えたのが始まり。
そして中学2年生の時、お芝居への興味もあり、乃木坂46のファンだった兄から勧められ、自分を変えるべく、欅坂46の1期生オーディションに応募したようです。
オーディションではTHE ALFEEの「星空のディスタンス」の歌い合格したんですよ。なかなか渋いチョイスですよね。
ファンも大好きなねるてち
欅坂46は2016年4月6日にAKBやSKEをプロデュースする秋元康の坂道シリーズ第二弾として『サイレントマジョリティー』を発売し、瞬く間にアイドル界のトップへと駆け上がりました。その中でも、てちの存在は大きくデビューから現在まで6作連続でセンターを飾るなど不動のエースの立場を担っています。
同世代のメンバーが集まる中で、長濱ねるとのコンビ”ねるてち”はファンの中でもかなり人気で、ツーショットが上がるたびにSNSでバズってしまう状況をみると欅坂46がどれだけ人気なのかが分かりますよね。
欅坂46 『風に吹かれても』
また、てちが5作目の『風に吹かれても』で髪をショートに切ったことでイケメンということがファンの中で話題にもなりました。確かにイケメン。Twitterではセットアップを着た姿がSKY-HIに似ているとタイムラインを騒がせました。
愛称:てちの由来って何なの?
てちの愛称で人気の平手友梨奈ですが、一体この由来って何なのでしょうか?ひらてゆりなだと”てゆ”になりそうですけどね…。
この由来は平手ちゃんからきているそうです。
平手ちゃん→ひらてち→てちと進化していったようですよ。
愛称があるのはアイドルの強み。可愛らしいニックネームですよね!
ちょっとした豆知識でした!
欅坂46の立ち位置。そしててちはどこへ向かう?
欅坂46 『ガラスを割れ!』
着実にアイドル界のトップへ歩み続けている欅坂46。6作目の『ガラスを割れ!』も注目を集めていて、かなり順調といっても過言ではないでしょう。
しかし、その活躍の裏で若い彼女たちも考えることは多いはずです。
中でも不動のセンターとして注目を集める平手友梨奈の責任は大きい。まだ16歳の彼女には少し荷が重すぎるのでは?と思ってしまうこともあります。
欅坂46 紅白
昨年末の紅白では内村光良とのコラボレーションで『不協和音』を歌い、曲の最後で平手友梨奈を含む何名かのメンバーが体調不良になってしまったということもありました。
曲中に内村光良が平手に「大丈夫?」と声を掛けたことでSNSでは内村さんの神対応としてこの一件は美談になりましたが、デビューからここまでの疲労などが溜まっていたと考えるとファンは居ても立っても居られないでしょう。
そして6作目の『ガラスを割れ!』の発売以降、Mステや音楽番組でてちの姿が見れなくなりました。体調不良やアメリカ留学など様々憶測が飛び交う中で、彼女は一体どこへ進んでいくのしょうか?ファンとしては必ずグループへ復帰してほしいなと願うばかりです。
最後は、彼女の魅力について迫っていきましょう。
平手友梨奈のソロ曲から紐解く彼女の魅力
平手友梨奈のソロ曲は1stに収録された『山手線』、2ndに収録された『渋谷からPARCOが消えた日』、1stアルバムに収録された『自分の棺』、そして最新作に収録される『夜明けの孤独』の4曲があります。
グループとソロでは歌詞のメッセージ性は大きく異なっています。ソロ曲はパーソナルな部分が投影されていると筆者は考えます。思春期の若者の意見を代弁するような歌詞が胸に突き刺さるんです。
『山手線』ではという環状線に感情を例えた楽曲になっており、『渋谷からPARCOが消えた日』では言葉尻にレジスタンスやロンリネスなどを使用し、古き良きPOPSの要素が詰まった楽曲になっています。
そして、注目したいのが『夜明けの孤独』。平手が出演するコスメブランドのCM曲として起用されたこの楽曲は、「命とはなんなのでしょうか?」と問う今の平手が考える事柄がすべて詰まったような楽曲になっていると思います。
平手友梨奈 『夜明けの孤独』
平手は欅坂46の公式ブログで「生きるとは…僕は自分に正直に生きたい」と綴っており、ここから更新が止まっています。少し心配になる文面ですが、今回の『夜明けの孤独』という楽曲は大人の作ったルールからついに脱却し、自由へと走り出す平手の姿を体現しているように思えるんです。
よく平手友梨奈は「憑依型」と評価されることがありますが、本当はそうじゃなく、歌が彼女についてくる感じ。彼女の生み出す雰囲気だったり世界観が合わさって創出されているものなんです。
彼女の魅力はミステリアスさ。何を考えているのか分からない、でもたまに笑顔を見せてくれると愛おしく思ってしまう、応援したくなる、味方でいたくなる。そう感じさせてしまう、天性のアイドルなのかもしれません。
なにかと話題になることが多い、てち。アメリカ留学の真相は分かりませんが、少し表舞台から離れるのもいい手なのかもしれません。ただ、平手友梨奈は天性のアイドルといっても過言ではない。10代であそこまでの雰囲気を出せる人は他にはいないはずです。自然体な平手友梨奈でグループへ戻ってきて、乃木坂46を含めた他のアイドルを一気に喰ってしまうグループへさらにレベルアップさせてほしい。そんな日が来るまで待っていようと思います。ファンの皆で欅坂46とてちを応援していきましょう!
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