Spotify、もう試してみた？ 

世界最大の音楽ストリーミングサービス「Spotify（スポティファイ）」

2008年にスウェーデンで創業し、いまでは全世界に1億人以上のユーザーがいます。

日本では2016年11月10日から一般ユーザーの使用が解禁されましたが

まだ試したことないんだよねー、という方も多いのではないでしょうか。

そこで、実際に使ってみて学んだSpotifyの特徴と魅力についてレビューしたいと思います。

まずは機能面から。

無料で出来ること

・Spotify上にある音楽はすべて聴くことができる

・オンラインのみで再生可能

・曲と曲の間にたまに音声広告が入る

・スマホで聴くときはシャッフル再生のみ。（自由に曲を選択できない）

・PCで聴くときは自由に選曲可能だが、1ヶ月に15時間までと時間制限あり

・気に入った曲をマイミュージックへ追加できる

有料プラン（月額：980円）で出来ること

・オフラインでも再生が可能に

・広告が非表示になる

・スマホ／PCともに再生時の制限なし

ザッと機能面だけをみると、

有料にしないとあんまり楽しめないのかなーと思いきや、実際使ってみると、無料でも全然楽しめることがわかりました。（間に入る広告もそんなに気にならなかったです）

具体的な理由を挙げていきます！

気分とシーンに応じた、バリエーション豊かなプレイリスト

Spotifyで特筆すべきは、ジャンルやシーン、気分などに細分化されたプレイリスト機能です。

アイコンの並びまでは、他の音楽ストリーミングサービスでも見たことあるような印象ですが

ここから先が一味ちがいます。

たとえば「ムード」をクリックすると

「SUNSET VIBES」や「Feel Good Indie Rock」

夜の落ち着いた時間に聴きたい「Calm Down」

日曜日のバルコニーにぴったりな「SUNDAY CHILL」

朝の出勤前に聴きたい「Morning K-Pop」などなど

わりと似たようなジャンルばかりピックアップしてしまいましたが
これらは本当に氷山の一角！

「執筆がはかどる、ライターのためのプレイリスト」などなど

ここまでピンポイントだとすごく聴きたくなりますよね！

ジャンル・気分で選ぶもの以外にも、海外や国内で人気のチャートベスト50も常に更新されています。いちばん右の「バイラルトップ50」は、ソーシャル上で話題になっている曲のランキング。実際に覗いてみると、ジャンルも時代もすべてごちゃまぜの不思議な並びになっていて面白いです。

肝心の、プレイリストの中身は？

雪にまつわる曲を集めた「Let It Snow ~雪が降る街~」を例にあげると

フランク・シナトラ、ジャクソン5、アリアナ・グランデ、ボーイズⅡメン、R・ケリー、マーヴィン・ゲイからハナレグミ、安藤裕子、岡村靖幸、東京事変、電気グルーヴ、水曜日のカンパネラ、キリンジ、などなど

基本的には洋楽のラインナップが圧倒的に豊富なのですが邦楽もある程度の基準に応じて選ばれているような印象。いわゆるJ POP！的なものよりは、洋楽の中にサッと差し込まれても自然と馴染むものが多いです。他のプレイリストでも、要所要所でCharaが入ってくる感じとかグッときます。あとプレイリストひとつにつき20曲以上入っているのも良いです。

隠れた名曲に出会えるかも？

有名ではないのだけど、アルバムを聴き込んだファンのみぞ知る隠れた名曲がありますよね。Spotifyでプレイリストをいろいろ聴いていると、有名なアーティストの知らない曲にも巡りあえることも多く、プレイリストならではの醍醐味だと思いました。

つまり、Spotify 最大の魅力は

あたらしい音楽に出会える 

これに尽きます。

日本語の肩書きに「音楽発見サービス」と書いてあるのも頷けます。

「波の音」や「雨の日の森林」などサウンドスケープのプレイリストもあります。

使用シーンとしては、なんとなく音楽が欲しいときに最適

よし！今日はこのアーティストの音楽を聴きたいぞ！あの音楽をどうしても聴きたい！というときではなく、なんか聴きたいんだよなー　なときに最適です。

といった意味ではラジオの用途に近いのかも。そう、ラジオですね！

結論：無料で使う場合は、PCメインで自宅または職場でラジオ的に使うのがベスト！

さらにラジオとちがうところは、気になった曲にチェックマーク（My Music機能）をつけて、

あとから聴き返せるところ。気になった曲はどんどんMy Musicに入れていきましょう。

そこからアーティストのことやアルバムを深掘りしていくと良いと思います！

デバイス間の連携機能が便利！

おまけにもうひとつ、便利な機能をご紹介します。

画面上に、現在ログインしているデバイスが一覧で表示されるのですが、ここから再生デバイスをサクッと変更できます。

つまり、PCのスピーカー（またはPCに繋いだスピーカー）で再生しつつ、選曲やボリュームの調整を手元のiPhoneやAndroid、タブレット端末から操作ができるというわけです。

他の音楽ストリーミングサービスと使い分けてもOK！

Spotifyは無料で楽しめる範囲だけでも、日常に取り入れると音楽のたのしみが広がるツールだと思います。気になってるけど試したことなかったー！という方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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