《撮り下ろし46枚》「3年後は武道館で!」赤飯”幸暴分裂ツアー”白熱のファイナル公演
Photo :HIROYUKI DOZONO
赤飯のワンマンライブ「幸暴分裂ツアー~赤飯の誕生日にかこつけてすげー幸せに暴れられる奴が増えますように的なこと~」が8/29(月)東京・新宿ReNYにて開催された。
この日は8/25(木)大阪・Holiday OSAKA、8/27(土)名古屋・Holiday next NAGOYAに続くツアーの最終日。ギターは324(みつよ)、ぽにきんぐだむ、ベースにmao、ドラムにミト充という最高の布陣で白熱のライブを展開してくれた。
「オールナイトニッポン」のパロディで、ラジオパーソナリティとして赤飯が舞台裏から声だけで登場、のっけからその饒舌なトークで会場を笑わせ、ライブは「あれこれそれどれ」からスタート。「十面相」や「センセーフコク」などの楽曲で知られるYMによる楽曲だ。YMの中毒性の高い楽曲と赤飯の歌声はベストマッチしており、序盤から会場を熱くさせる。ライブ前半は、もはや誰もが知るボカロの定番曲、みきとP「いーあるふぁんくらぶ」、鬱P「看板娘の悪巫山戯」、「ヒューマンエラー」、赤飯の名を世に広めることになった楽曲のひとつである「骸Attack!!」と次々と人気ナンバーを披露、ボルテージはますます加速していく。
そして「骸Attack!!」の終了後、ファンには嬉しい重大発表が行われた。その内容はバンドを始動させる&バンド名が決定したというもの。気になるそのバンド名は”オメでたい頭でなにより”。非常に赤飯らしいバンド名だ。今後さらに積極的に活動を展開していくとのことなので、期待していよう。
「みなさん、オメでたい頭で騒ぐ準備はできていますか?」と赤飯が客席を煽ると、ギタリスト・324(みつよ)が作曲を担当したナンバー「ふわっふー」、赤飯自身も作曲を手がけた「憂き浮きウォッチング」を演奏し、会場はさらにヒートアップ。改めてバンドメンバー紹介のMCを挟み、「ぬりかべ」「ジャンクヒンズダンサー」「食事」「パンの唄」とヘヴィーで暴れられる曲を立て続けに披露、ファンもモッシュやダイブなど、とにかく激しく楽しく暴れ、その演奏に応える。
大塚愛のヒット曲を大胆にアレンジした「さくらんぼ」、ヒャダインこと前山田健一が手がけた「おにゃのこきねんび」では赤飯お得意の”女声”で高らかに歌い上げ、「見習いハーデス」では赤飯が客席に向かってダイブ、そして赤色のサイリウムをライブ中に生販売するなど、他のライブではなかなか見られないオリジナリティーあるパフォーマンスでも楽しませてくれた。
SHARE
Written by