ミュージック(2013年)
2013年年末のNHK紅白歌合戦でも披露した「ミュージック」。
山口一郎が“自分たちが音楽と向き合う姿勢を込めた曲”と語っており、人気が高い1曲です。
洗練されたテクノ感あるメロディーが耳に残りますね。
ミュージックビデオも芸術性が高く、どこか寄り添う優しい歌詞にも注目です。
バッハの旋律を夜に聴いたせいです。(2011年)
ダンス調が混じったサウンドと文学的な歌詞で成り立つ「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」。
歌詞の内容から察するに、頭から離れない事柄に落ち着かない様子を描いた曲のようです。
“ねじれていく世界”をテーマに描かれたミュージックビデオでは、山口人形4体と山口一郎が踊る描写が印象的。
また女優の麻生久美子が出演しているところも見所です。
グッドバイ(2014年)
山口一郎自身が特に思い入れがあるという名曲「グッドバイ」。
紅白に出てから1年、“売れなければならない”という想いから背負っていたプレッシャーや責任、また苦しみから、本楽曲を制作して、ドロップアウトしたという曲。
一言でいえば、彼にとっては“今までの自分自身”からグッドバイするという想いが込められた曲だと、2018年にラジオで語っています。
上記の決断をするまでもとても苦しかったと語っており、ライブや彼が主催する音楽イベントでは、このグッドバイを締めに終わることが多いです。
人や想い、あらゆる物事に当てはまる別れを歌った曲なので、多くの人に寄り添える内容になっています。
グッドバイ 世界から知ることもできない
不確かな未来へ舵を切る
グッドバイ 世界には見ることもできない
不確かな果実の皮を剥く
どうだろう
僕には見ることができないありふれた幸せいくつあるだろう
どうだろう
僕らが知ることのできないありふれた別れもいくつあるだろう
女優の中条あやみが出演する、男女の別れを描くミュージックビデオも必見です。
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