アメリカのロックミュージシャン・プリンスさんが4月21日、ミネソタ州ミネアポリス近郊の自宅兼スタジオで死去した。
地元保安官によると、自宅兼スタジオ内のエレベーターの中で意識不明のプリンスさんを見つけ、蘇生を試みたが回復しなかったという。死因は捜査中となっていたが、専門医による検視の結果「鎮痛剤であるフェンタニルの過剰投与による中毒死」と発表された。
プリンスさんは、ミネアポリス出身のミュージシャン。アルバム・シングルの総売り上げは1億2000万枚以上を超え、世界的に影響を与え、日本のファンからは”殿下”の愛称で親しまれていた。84年には主演映画「パープル・レイン」とそのサントラが大ヒットし国民的スターに、グラミー賞やアカデミー賞なども受賞。14年に、古巣のワーナーと18年振りに契約を交わしたアルバム「アート・オフィシャル・エイジ」が最期のアルバムとなった。
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