ホログラムのように変化する二人のアイドルとその音楽・世界観
2014年9月に活動開始した女子2人ユニット・おやすみホログラム(通称「おやホロ」)は、 いま、波に乗っているキュートでエキセントリックなアイドルユニット。
メンバーは八月ちゃんと望月かなみ(カナミル)。 八月ちゃんは美大の絵画科出身で現在も美術家活動を続けており、カナミルは幼少からピアノを習っていたというバックグラウンドの持ち主。 彼女たちは、エネルギー溢れる力強さと甘く切ない歌声と、身近にいそうな愛らしさと鋭く尖ったオリジナリティの両方を持ち合わせたビジュアルで、男女問わずファンの心をわし掴みにしている。
おやすみホログラムが新たな世界観を示したセカンドアルバム「2」
今年4月22日には、記念すべきセカンドアルバム「2」をリリースし、現在は首都圏や関西を中心にインストアライブやコラボレーションライブなど、様々な活動を展開中。 ファーストアルバムを昨年9月にリリースし、それから約7か月という驚くべきスピードで仕上げられたセカンドアルバム「2」には、前作で見せたパワフルな印象とは打って変わって、繊細で内省的なサウンドと、独特のニュートラルな雰囲気の世界観が披露されている。ユニット結成時からプロデューサー小川晃一とともに活動しているおやホロだが、今回はオルタナティブ・ロックにもつながる音楽を聞かせ、新たな展開を感じさせた。また、アート風味たっぷりのこだわりあふれるMVや、Have a Nice Day!等のバンドとのコラボレーション曲「エメラルド」、おやホロファンとのスキー場へのバスツアー開催など、おやホロ独自のアイドル活動を展開し、twitterなどのSNSやテレビなど多方面で取り上げられている。
6月渋谷O-WESTでワンマンライブ開催
来たる6月15日には、渋谷O-WESTで昨年以来2度目のワンマンライブを控えており、気合いも十分。セカンドアルバムに収録されている新曲「11」のMVでは、公園や海辺を走り、歩くカナミルと八月ちゃんの映像とともに、 等身大でありながら、新鮮な息吹を感じさせるいきいきとした歌が聴こえてくる。現在のバンドカルチャーに物足りなさを感じ、既成の単なるアイドルとしての枠を超えるべく、エネルギッシュに活動を続けているおやホロ。 今後、さらに存在感と輝きを増し、注目を集めていくことだろう。 まさにホログラムのように、光にあたって表情を多彩に変化させるおやホロの二人とその世界。ますます波に乗る彼女たちから目が離せない。
おやホロのセカンドワンマン6/15にあるんだけど、めちゃくちゃいいものにしようと周りの人たちも頑張ってくれてるからちょっとシャキッとなった〜〜絶対きてくれ〜〜〜〜
— カナミル(おやすみホログラム) (@kyanamil) 2016年5月6日
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