世界レベルのサウンドでロック界のトップに君臨するモンスターバンド・ONE OK ROCK
日本を代表するバンドに成長したONE OK ROCK(通称:ワンオク)。今や、日本だけでなく海外にもファンを増やし海外ツアーを何度も成功させる実力派バンドです。今回はそんな彼らのおすすめ曲を筆者の独断と偏見で5つご紹介しつつ、ワンオクの魅力を解説していこうと思います。
今回はあえて、初期の曲を中心にご紹介するので、ファンの方はもちろんワンオク初心者の方まで楽しんでいってくださいね!
今更聞けない! ワンオクとはどんなバンド?
左から時計回りにRyota,Toru,Tomoya,Taka
オススメ曲ご紹介の前にワンオクについて簡単におさらいしておきましょう!
ONE OK ROCKは2005年に結成されたロックバンド。バンド名の読み方は「ワンオクロック」と読みます(知ってますよね…(笑))。なぜワンオクロックかと言うと結成当時、練習スタジオに入るのが、深夜パックで料金が安くなる毎週末の午前1時(one o’clock)だったことからだそうです。現在のメンバーはvo.Taka,Gt.Toru,Ba.Ryota,Dr.Tomoyaの4人組体制ですが、過去には現在は俳優として活躍する小栁友(ワンオクではドラムを担当)やギターを担当していたAlexが所属していました。
現在の形になったのは2009年のこと、ここからワンオクの快進撃がスタートします。2010年には初の日本武道館公演を成功させ、2013年にはヨーロッパ・アジア11カ国12ヶ所での単独公演『”Who are you??Who are we??” TOUR』を開催し成功を収め、現在では定期的に海外で公演を続けています。
また、2015年にはアメリカのワーナー・ブラザース・レコードと契約を果たし、本格的に世界を戦場として活動の場を広げました。それが理由かワンオクの楽曲には全て英詞の楽曲も多く、日本のみならず海外に出しても爆発的な人気を誇るサウンドを常に生み出しているんです!
4人体制になってからの約10年でここまでモンスターバンドになったONE OK ROCK。どんな楽曲を生み出しているのでしょうか? それではオススメ曲をご紹介していきますよ!
ワンオクのおすすめ曲はこの5つ!
世界的なサウンドになったワンオクですが、初期の頃の楽曲もセンスありありでかなりかっこいいです! ワンオクを語るなら初期の曲も知らなきゃということで、今回は初期の曲から海外進出までの楽曲を筆者の独断でご紹介します。名曲揃いのワンオクのサウンドに酔いしれてくださいな!
内秘心書(’07)
ONE OK ROCK-内秘心書
2007年発売の1stシングル「内秘心書」はワンオクのメジャー第一弾シングルでドラムのTomoyaが正式メンバーになって初の楽曲です。
メッセージ性の強い楽曲は、当時20代前半の彼らの思いが強く反映されています。
犯した罪の数が 寂しさを物語ってんだよ
そしたら大人はソレ見て 全てを悪く言うんだろ?
言えない見えない見たくもなくない? だから飛べるはずない
しょうがないっちゃしょうがないけど 本当はそうじゃない分かったようなフリで近づく金の亡者
ツメを伸ばしたウソ書き人 こんな時代だから…
Aメロの歌詞には当時の社会的な事柄(ネットの普及や詐欺やいじめなど)を思わす歌詞をシンプルながら力強い演奏で訴えかけるサウンドは圧巻。
結成からわずか2年でメジャーに進出したのも頷ける、衝撃的なデビューシングルですね。
ちなみに筆者が学生時代のバンド活動で初めて歌った楽曲もこの内秘心書(この情報はいらない(笑))。ワンオクの中でも比較的歌いやすい楽曲なのでカラオケなどで歌ってみてもいいかもしれませんよ!
恋ノアイボウ心ノクピド(’08)
ONE OK ROCK-恋ノアイボウ心ノクピド
2008年発売の3rdアルバム「感情エフェクト」に収録される「恋ノアイボウ心ノクピド」はシングル化されていない楽曲。アルバム全体をエモーショナルに仕上げただけあって、この楽曲も情熱的な楽曲に仕上がっています。タイトルの”クピド”とはローマ神話に登場する愛の神のことで、人の心の中に居る”クピド”について歌われた曲なんです。
ハイテンポな展開で激しい楽曲ではありますが歌詞を見ると、恋愛の曲。恋をしてしまった男の気持ちを激しく情熱的に表現しています。
また、ライブの動画、ラストサビ前にTakaの「STOP!!」の一声で演奏が全て止まる場面があるのですが、これは生で体感して欲しいですね。たった一言でライブ会場全体が一つになる様は鳥肌ものです!音源もいいですが、ライブで体感することでもっとこの楽曲の良さを知ることができると思いますよ!
完全感覚Dreamer(’10)
ONE OK ROCK-完全感覚Dreamer
活動休止からの復帰作として発表された4thシングル「完全感覚Dreamer」はワンオクの名を世間に知らしめた楽曲だと筆者は思っています。疾走感溢れるサウンドは今までのワンオクとは一味違う。ギターを担当していたAlexが脱退し、編成が変わり音数が減ったのにも関わらず彼らのサウンドはパワーアップしているんです。
サウンドだけでなく、歌詞も力強くこれからこのメンバーでトップを目指して行こうと思っているのがよく分かるパワフルな歌詞は胸に突き刺さるんですよね。
この楽曲がワンオクの世界進出の第一歩になっていると筆者は思っています!
Wherever you are(’10)
ONE OK ROCK-Wherever you are
2010年に発売されたワンオク4枚目のオリジナルアルバムに収録される「Wherever you are」。この楽曲はCMの曲に起用され、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
愛してるよ〜♪のフレーズで分かるようにこの楽曲はストレートなラブソング。結婚式でも多くの方がBGMや余興で歌っていたりする楽曲ですよね!
サビを和訳してみると、より一層この楽曲が良いラブソングなのかが分かります。
Wherever you are,
君がどこにいてもI always make you smile
僕がいつも君を笑顔に変えるからWherever you are,
あなたがどこにいてもI’m always by your side
いつもそばにいるよWhatever you say,
君が何を言っても君を思う気持ち
I promise you “forever” right now Oh yeah…
約束するよ 永遠に誓って
男性から女性への想いが伝わるいい歌詞ですよね。結婚式で新郎から新婦にこの歌をプレゼントしたら、100%泣いちゃいます!
The Beginning(’12)
ONE OK ROCK-The Beginning
2012年に7thシングルとして発表された「The Beginning」は、映画「るろうに剣心」とのタイアップとして制作された楽曲。同映画の主演を務める佐藤健とTakaはプラベートでも仲が良く、この楽曲に関しては、「彼が一生懸命頑張った映画に対してONE OK ROCKに何ができるかを考えるだけだった。」と語っており制作に関してはスムーズにいったようです。これを機に、ワンオクは映画「るろうに剣心」の続編でも主題歌を担当し、世間にONE OK ROCKの名をより広めることになりました。
この楽曲は当初、ピアノで制作されておりバンドサウンドに置き換えて制作されたものなのですが、聴いていて分かるように疾走感溢れるサウンドでピアノで作られていたなんて想像がつきませんよね! またTakaの音域の広さには驚かされます。サビ前からサビにいくところなんか、一級品の音域です!
The Beginningの発表後、2013年ごろからワンオクは海外での活動も精力的に行うようになり、全編英語の歌詞の楽曲も増えました。
比較的英詞の多いこの楽曲こそがワールドワイドな活躍の足がかりになっているのかもしれませんね!
世界的なサウンドにパワーアップしたワンオク。新しい順に聴いて行くのも悪くはありませんが、真のOORerを目指すなら初期の楽曲から入門してみるのはいかがでしょう?
今回紹介した楽曲の他にも、アンサイズニアや欠落オートメーション、光芒などなど、聴いていただきたい名曲がたくさんあるのでyoutubeやApple Music、LINE MUSICなどの音楽配信アプリで探して聴いてみてくださいね。
これからどこまでパワーアップするか、未知数なモンスターバンドONE OK ROCKの楽曲を聴いて、この暑い夏を乗り切りましょう!
ONEOKROCK公式サイト:http://www.oneokrock.com/jp/
ONEOKROCK公式Twitter:https://twitter.com/ONEOKROCK_japan
ONEOKROCK公式Instagram:http://instagram.com/oneokrockofficial
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