1.米津玄師
ニコニコ動画出身アーティストでもっとも大きく成長したのは米津玄師だろう。ハチ名義として楽曲制作、イラストレーション、動画制作を一人でこなし『マトリョシカ』『パンダヒーロー』『ドーナツホール』などが大ヒット。米津玄師としては自ら歌唱、ジャケットアートワークなども手がけ、最新作『LOSER』のミュージックビデオでは見事なダンスも披露した。常に変わり続けることを恐れず、毎回作品ごとに驚きが用意されているのも人気の要因のひとつだろう。間違いなく日本の音楽シーンを今後引っ張っていく重要で稀有な存在だ。
2.ヒトリエ
現在MEETIAで漫画連載中のシノダも所属するロックバンド・ヒトリエもニコ動がきっかけで生まれたバンドだ。wowaka(Vo&Gt)は『ローリンガール』『裏表ラバーズ』『ワールズエンド・ダンスホール』などの楽曲で知られ、この当時の楽曲のエッセンスが今のヒトリエサウンドにも受け継がれている。12月7日に新しいアルバム『IKI』をリリースすることを発表したばかりの彼ら、ボーカルもギターもベースもドラムもこんなにキレッキレなバンドは他に知らない。
3.サイダーガール
歌い手として高い人気を誇っていた・Yurin。ラムネ、もっふーPとしてそれぞれボカロPとしても知られる知、フジムラでメンバーが構成されているのがサイダーガール。知(ラムネ)は、『ハチビットアドベンチャー』『しろくまダンス』『くじらの街』などボカロP時代から爽快な楽曲で知られ、『サイダーガール』というボカロ曲も存在する。他の追随を許さない爽快な炭酸のようなサウンドはサイダーガールになっても変わらず健在。青春と少しのせつなさがとても似合う素敵なバンドだ。
4.ササノマリイ
暖かでどこか懐かしく優しいサウンドが特徴のササノマリイも、ねこぼーろという名義でボカロPとしても知られている。楽曲だけでなく、手のかかっていそうな手作り感、アナログ感あふれるミュージックビデオやジャケットアートワークなど視覚面からのアプローチもとても素晴らしい。TVアニメ『夏目友人帳 伍』オープニングテーマに起用された最新作『タカラバコ』では、その懐かしく暖かなサウンドは変わらず、新しいアプローチにも挑戦している。これからもササノマリイにしか出せない魅力的な音をつくりだしてくれるはずだ。
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