独特な音楽性とその型破りのキャラが魅力の眉村ちあき
「弾き語りトラックメーカーアイドル」と自らを表現するアイドル、眉村ちあき。テレビ東京で放送されている『ゴッドタン』にて即興で披露した歌声と歌詞センスが話題を呼び、メジャーレーベルと契約に至りました。そんな天才とも称される眉村ちあきは、作詞・作曲に至るまで楽曲制作に関わる全てを自身で行っており、単にアイドルと表現してしまうのは恐れ多さすら感じてしまうほどで、もはやアーティストと称するのが適切なのではないかとすら思ってしまいます。今回は眉村ちあきの織りなす楽曲の世界観、それを作り上げている眉村ちあきの奇想天外とも言える個性の魅力を紹介します!きっと眉村ちあきの世界観から抜け出せなくなることでしょう。
自称「弾き語りトラックメーカーアイドル」?眉村ちあきとは
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— 眉村ちあき MayumuraChiaki (@rexno_chi) February 15, 2019
1996年9月12日(22歳)生まれの眉村ちあき。眉村ちあきという名前は、映画『テッド』に登場するぬいぐるみの眉が可愛いかったため、本名である「ちあき」とテッドの特徴的な「眉」を掛け合わせて名付けられました。奇抜なイメージの眉村ちあきですが、上記のように画像からはそのようなイメージは想像できませんよね。
眉村ちあきは、父親が沖縄出身ということもあり、年少時代から沖縄の音楽に触れ育ちました。その中で、当時大ブームを起こしていた東方神起に憧れ、歌手を志すようになります。眉村ちあきの原点は、ここから始まりました。
眉村ちあきのアーティストとしての始まりは、「眉村ちあき」名義ではなく3人組アイドルグループStar-Bright★REXです。グループではリーダーを務めていたものの、メンバーの脱退もあり活動休止。その後2016年2月に眉村ちあきとしてソロ活動を始めることに。ソロでの活動後は、映画『夢の音』のオーディションを勝ち取り主演が決定、「南波一海のアイドル三十六房」への出演、プロインタビュアーでプロ書評家の吉田豪とのトークライブなど各所でじわじわとその名前が知られていきました。
そして、2017年「眉村ちあき緊急記者会見」が行われ、「株式会社 会社じゃないもん」の設立が発表。会社を設立というだけでも驚きですが、それ以上にライブ会場で株券の販売を行う破天荒ぶり。
「会社をつくったのも『つ~くろ!』って思ったから。一人だったときに実現できなかったアイデアが会社規模ならできるので、すごい嬉しい。株券も今はすべて電子化だから発券しなくてもいいけど、あったほうが嬉しいし、『つ~くろ!』と思っちゃった」
…この言葉からも眉村ちあきが異色な存在であるかが分かってもらえることでしょう。緊急記者会見の模様は公式YouTubeチャンネルでアップされているので見てみてください。言動からも奇才っぷりがよく分かると思います(笑)
その後もワンマンライブや各種イベントを積極的に行い、TV番組『ゴッドタン』での出演を機に、トイズファクトリーとの契約に至ります。2ch等でも『ゴッドタン』出演は話題になり、一気に注目の的に。2018年は彼女にとって、躍進の年でもあり、CDリリースのほか、写真集の発売やソフトバンクCMの出演、『ミスiD2019』に選ばれるなど、眉村ちあきの名を世間に知らしめました。
眉村ちあきの破天荒エピソードを紹介
会社設立だけでも中々すごいエピソードですが、まだまだ紹介しきれないくらい破天荒なエピソードがあるんです。ここでは抜粋して2エピソードを紹介します。
まずは、破天荒というより絶対的な自信が表れた眉村ちあきらしいエピソードから。2018年8月に新宿LOFTでのワンマンを決定した眉村ちあき。ワンマンライブ開催にあたって、レンタルをするため担当者へ電話をかけたところ、「休日なので300人以上は呼べないと貸すことができない」という話があったが、眉村ちあきは迷いもなく「呼べます。埋める自信しかないです」と返答。当時常連のファンは数人しかいなかったようで、そのような状態でも、断言できる自信には恐れ入ります…。
そして、もう一つ。またまた電話でのエピソードですが、2018年に行われた「眉村ちあき ジャックツアー【バスジャック編】」にてアポを一般の(ツアー専門ではなく)バス会社に「バスジャックしたいんですけど」と電話で問い合わせ担当者を驚かせたという有名な話があります。唐突なバスジャックというワードを聞いた担当者はさぞかし驚いたことでしょう…。
以上、眉村ちあきの破天荒エピソードでした。
眉村ちあきのヤバイと評判の音楽の世界観に迫る
これまでに、シングルとして7枚、アルバムは10枚、そして月替わりCD-Rと呼ばれるライブ会場で入手できる月替わりのCDが20枚発売。そのほかにもLiLii Kaonaとのコラボで「幻想シャーロット」がリリースされています。そんな眉村ちあきがリリースしてきた数々の楽曲から眉村ちあきの世界観が如実に現れた楽曲を紹介します。
「東京留守番電話ップ」
まずは、2018年1月にリリースされたアルバム『Germanium』に収録されている「東京留守番電話ップ」。この楽曲ももちろん作詞作曲、編曲全てを眉村ちあきが担当しています。人間の生き様をうんこに例え、軽快なリズムで歌われています。「うんこ」というワードのインパクトがとてつもなく、そういう意味でも印象的な楽曲です。
「お天気お姉さん」
続いて紹介するのは、インディーズ時代のアルバム『海苔汁』に収録されている、「お天気お姉さん」。眉村ちあきの伸びやかな歌声が似合う爽やかな楽曲になっており、自作感溢れるMVがまた良いですよね。音楽をとてつもなく愛しているんだと分かる映像が見ていて心地よくなります。
最後に余談にはなってしまうのですが、『ゴッドタン』にて即興で披露した楽曲「大丈夫」も紹介させてください。ライブなどでは披露されているのですが、まだ音源化されていない隠れた名曲。公式の映像&音源がないため紹介できかねますが、見られる方はぜひ聴いてみてください!
眉村ちあきの快進撃はまだ始まったばかり
1月にはこれまでの楽曲のほぼ全てを網羅したニューアルバム『ぎっしり歯ぐき』をリリースし、さらに6月には新木場STUDIO COASTにて”眉村ちあき 3rdワンマンライブ~東京湾へダイビング!~”を控えている眉村ちあき。2019年に入っても彼女の勢いはとどまることを知りません。今年は彼女にとってさらなる飛躍の年になることでしょう。TwitterなどSNSもチェックしてみてくださいね!
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