ミーティア×LINE MUSICプレイリスト公開中
ミーティアとLINE MUSICのコラボ企画更新中! 定期的にいろんなテーマでプレイリストを作ってお届けします! 本記事は、LINE MUSICにて展開中のプレイリストと連動。プレイリスト作成者が選曲した理由やお気に入りのポイントについてご紹介していきます。
今回のテーマは「元気が出るJ-ROCK(毒)」。聴くと元気が出る、でもちょっと毒のあるJ-ROCKを集めました。
SEKAI NO OWARI『虹色の戦争』
(世界の終わり / 虹色の戦争 MV)
近年の代表作はファンタジー色が強くなり、子どもからその親世代まで幅広く誰からも好かれるバンドになったセカオワも、インディーズ時代には死や生についてシリアスに歌う楽曲が多かった。花や虫、さらには自由や平和を擬人化する歌詞の書き方は今聞いてもかなりユニーク。こうしたメッセージ性の強い歌詞とポップな音とのギャップがとても良い。この曲を聴いて「おや?」と思った人は、シングルカットされていないアルバム収録曲を聴いてみてほしい。
Hi Cheers!『(not) just for show』
(Hi Cheers!『ABCがワカラナイ』MV)
男女混合、注目の4人組ポップバンド。4人全員リードボーカルをつとめることができるので、誰がメインになるかで印象がぐっと変わる。サウンド的にはとにかくハッピーで明るいが、その背景には諦念のようなものが見える。歌詞にある通り「見方次第で変わりゆくもの」という感じ。
なおプレイリストには新曲の『(not) just for show』を選んだが、本記事公開時点ではMVがないので、『ABCがワカラナイ』のMVを貼っておく。
Awesome City Club『4月のマーチ』
(Awesome City Club『4月のマーチ』MV)
女の子による女の子のための超ガーリーソング、と見せかけて、実は「男が思う女の子」ソング。つくられた女性像を演じるporinの「マテリアルガール」という言葉に、今ならば批評性を見出すことができるかもしれない。当時のブレーンでありこの歌詞を書いた張本人であるマツザカタクミがすでにこのバンドから脱退していることなど、リリースから5年経って様々な状況が変わり、当初の意図を越えて様々なレイヤーが生まれた曲。
だがもちろん、深読みなんてしなくても良い曲は良い曲である。
ひかりのなかに『ムーンライト』
(ひかりのなかに『ムーンライト』MV)
邦ロック好きにぜひともおすすめしたい若手バンド。全体の疾走感は言うまでもなく、とにかくメロディが素晴らしい。ポップで多くの人に受け入れられそうだが、サビの展開などにかなりこだわりがあり、耳の肥えたリスナーも満足させる。歌も良い。劣等感からポジティブに一歩踏み出そうとする歌詞も広く刺さりそう。注目です。
クリープハイプ『百八円の恋』
(クリープハイプ『百八円の恋』MV)
映画『百円の恋』の主題歌としても話題になった。「元気になる」とかいう軽い次元の話ではなく、ある種の人々をどん底から救う曲。
この曲がリリースされたのは2014年であり、小説『祐介』が書かれる前だったが、作家が持つべき言葉に対する感覚がすでにほぼ完成されている。
『元気が出るJ-ROCK(毒)』、続きはLINE MUSICで!
今回のLINE MUSICプレイリスト、いかがでしたか? 今後も編集部メンバーがさまざまなテーマでプレイリストをお送りしていきます。
LINE MUSICアプリがあれば、無料ユーザーでもこのプレイリストを毎月1回フルで再生できます。
記事内でご紹介した5曲以外にもおすすめの楽曲を全17曲選んでいますので、ぜひ最後までプレイしてみてくださいね!
MEETIA × LINE MUSIC プレイリスト「元気が出るJ-ROCK(毒)」
1. シャツを洗えば / くるりとユーミン
2. 虹色の戦争 / SEKAI NO OWARI
3. MUSIC VIDEO / 岡崎体育
4. (not) just for show / Hi Cheers!
5. 4月のマーチ / Awesome City Club
6. TOGENKYO / フレデリック
7. 真昼の月 / Saucy Dog
8. ムーンライト / ひかりのなかに
9. 火傷に雨 / 君島大空
10. あそんでいきよう / 永原真夏
11. 空洞です / ゆらゆら帝国
12. HALF / 女王蜂
13. ビビった / キュウソネコカミ
14. ハッピーウェディング前ソング / ヤバイTシャツ屋さん
15. 狂わない秒針 / The Rodeos
16. Absolutely Imagination / GEZAN
17. 百八円の恋 / クリープハイプ
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