LADYBABY『ホシノナイソラ』
(LADYBABY『ホシノナイソラ』MV)
ここにこのグループを並べるのはちょっと違和感があるかもしれないが、4人になってからのLADYBABYは、これまでとは異なる可能性を感じさせていた。深まりゆく音楽性とバックバンドを加えた音の強さ、「今日燃え尽きてもいい」と演者・観客ともに思っているかのような熱のほとばしるライブパフォーマンスには、ロックファン・バンドファンを魅了するだけの力がじゅうぶんにあった。個人的には、BABY METALのように独自路線を進みいつの間にか海外で大ブレイク、逆輸入のような形で国内大型ロックフェスの常連となる、といったストーリーを予想していたのだが、2020年1月13日をもって活動休止。『ホシノナイソラ』は、4人体制後最初の曲。メンバーの表情が初々しい。
石崎ひゅーい『さよならエレジー』
(石崎ひゅーい『さよならエレジー』MV)
菅田将暉3枚目のシングルとしても有名なこの曲。本家は哀愁感マシマシでよりエモーショナル。菅田将暉ver.で知った人はぜひ聴き比べて、彼が尊敬する石崎ひゅーいというアーティストを知ってほしい。ちなみに2018年の『COUNTDOWN JAPAN』では菅田将暉とのコラボも実現。今後もそういった機会があるだろうか?
クリープハイプ『栞』
(クリープハイプ『栞』MV)
2010年代にロックを始めた人はみんなこのバンドに影響を受けている、とまで言ったらちょっと言い過ぎかもしれないが、明らかにこの10年の邦ロックの流れのひとつを作ったバンド。それでいて、そうした流れを自ら打破して新たなスタイルを獲得しようとしているバンド。尾崎世界観(Vo.)のハイトーンボイスに注目が集まりがちだが、あいみょん、片岡健太、GEN、斎藤宏介、スガシカオとのコラボで明らかになったように、どのような歌声にもハマる優れたメロディがこの曲の軸にある。今後は作曲家として楽曲提供の仕事も増えていくのではないだろうか。
なお、MVは、彼らにとって2度目の日本武道館公演のダイジェスト。テキーラ!!
ゴールデンボンバー『おどるポンポコリン』
(ゴールデンボンバー『おどるポンポコリン』MV)
変化球だけどこんなのも。実はこれ、他にも打首獄門同好会やももいろクローバーZ、そして木村カエラなどがカバーするなど、もはやJ-POPのクラシックと言っても過言ではない名曲。フェスだとバチクソ盛り上がります。こういうのがしれっと入ってるのがフェスの面白さですよね。
打首獄門同好会 ver.(https://www.youtube.com/watch?v=SMAWPTqeE9g)
ももいろクローバーZ ver.(https://www.youtube.com/watch?v=u72oXiAbOKY)
木村カエラver. (https://youtu.be/nnAV7oRH56I)
『ロックフェスに行きたい!』、続きはLINE MUSICで!
今週のLINE MUSICプレイリスト、いかがでしたか? 今後も編集部メンバーがさまざまなテーマでプレイリストをお送りして行きます。
記事内でご紹介した8曲以外にも、ONE OK ROCK、Official髭男dism、04 Limited Sazabys、BiSH、UNISON SQUARE GARDEN、SUPER BEAVER、サカナクションなどおすすめの楽曲を全20曲選んでいますので、ぜひ最後までプレイしてみてくださいね!
MEETIA × LINE MUSIC プレイリスト「ロックフェスに行きたい!」
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