ミーティア×LINE MUSICプレイリスト公開!
ミーティアとLINE MUSICのコラボ企画が更新中! 毎週いろんなテーマでプレイリストを作ってお届けします! 本記事は、LINE MUSICにて展開中のプレイリストと連動。プレイリスト作成者が選曲した理由やお気に入りのポイントについてご紹介していきます。
今週のテーマは『Quiet Life(Oct.2019)』。考え事の邪魔をしない、静かであたたかな楽曲をセレクトしました。秋の夜、じっくり物思いにふけりたいときに、あるいはビートの効いた音楽は疲れるけど、音楽がないのはさみしいというときに聴いてみてください。
Memorial / Devendra Banhart
フリー・フォークの貴公子、デヴェンドラ・バンハートの10作目のアルバム『MA』からの一曲。アコースティックギターの弾き語りを基調とした三拍子で、シルキーな歌声を披露している。デヴェンドラ・バンハートは日本の音楽好きを公言していることでも知られ、本作『MA』には「Kantori Ongaku」なる、細野晴臣をオマージュした楽曲も。
Sweet Little Lie / Nils Frahm
クラシック音楽と電子音楽を組み合わせた「ポスト・クラシカル」。その代表的な存在とされるのがニルス・フラームだ。ノイズがかった音響的なアプローチの中で繰り返されるピアノのリフレインが甘美で、どこまでも沈み込んでいくような心地よさを感じられる。
Knockin’ On Heaven’s Door / Antony & The Johnsons
アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズはイギリス人ヴォーカリストのアントニー・ハガティのプロジェクト。アントニーはトランスジェンダーとして生を受け、2016年には「アノーニ」と改名。『Hopelessness』などのアルバムを発表している。この曲はまだ改名前の2007年にリリースされたボブ・ディランのカヴァー。中性的な歌声と同プロジェクトのゴシックな世界観が、死に接近する楽曲に新たな彩りを添えている。
Like A Family / 細野 晴臣
第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した映画『万引き家族』。そのサウンドトラックは細野晴臣が手がけている。社会的に黙殺されながら、それぞれのドラマを抱え、ひっそりと暮らす家族。それに寄り添うアコースティックで素朴なサウンドには、押しつけがましくない優しさがあると感じる。
ワン・イヴニング(ソロ・ピアノ・ヴァージョン) / Feist
カナダ出身のシンガーソングライター、ファイスト。彼女のファーストアルバム『Let It Die』に収録のダンスポップを、プロデューサーのチリー・ゴンザレスがピアノアレンジ。原曲から人恋しさと寂しさを抽出したような静かなピアノの音色に聞き惚れる。チリー・ゴンザレスは内省的なピアノの小曲を集めた、ずばり『Solo Piano』というシリーズ作品を過去に三作発表していて、こちらも秋の夜にぴったり。ぜひあわせてチェックしてみて。
Hallelujah / Rufus Wainwright
ルーファス・ウェインライトはアメリカ出身のシンガーソングライター。『ハレルヤ』はSSWであり詩人のレナード・コーエンの代表曲のカヴァーで、映画『シュレック』のサウンドトラックに収録されヒットした。2016年6月には、この曲を1500人ものコーラス隊とともにカヴァーするという企画も。同年11月にレナード・コーエンはこの世を去ったが、音楽はこうして歌い継がれていく。
Evil and Flowers / Crossmakers Choir
岡田准一や黒木華、小松菜々ら豪華キャストが集結した中島哲也監督の2018年作『来る』。クライマックスに向かうシーンで流れていたのがこの曲で、もともとはBONNIE PINKが1998年に発表したアルバムのタイトルトラック。ドラマチックだが静謐で、賛美歌のようなメロディがコーラス隊の合唱によってひときわ神秘的に響く。
『Quiet Life(Oct.2019)』。続きはLINE MUSICで!
今週のLINE MUSICプレイリスト、いかがでしたか? 今後も編集部メンバーがさまざまなテーマでプレイリストをお送りして行きます。記事内でご紹介した7曲以外にもおすすめの楽曲を全15曲選んでいますので、ぜひ最後までプレイしてみてくださいね!
MEETIA × LINE MUSIC プレイリスト「Quiet Life(Oct.2019)」
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