ハロー!プロジェクトに在籍するJuice=Juiceが10月26日に新曲「Dream Road~心が躍り出してる~ / KEEP ON 上昇志向!! / 明日やろうはバカやろう]をリリース。
今作はJuice=Juiceにとってメジャーデビュー曲以来のトリプルA面となり、豪華制作陣が楽曲に関わっていることで話題を呼んでいる。
つんく♂、ヒャダイン(前山田健一)、ダンス☆マン、福田花音(元アンジュルム)など、ハロプロファンであれば誰もが名前を知っている顔ぶれに相応しい強力な楽曲が勢揃い!
11月7日には念願の日本武道館でのライブも控えた、Juice=Juiceの最新シングル曲を紹介しよう。
Juice=Juice新曲「Dream Road~心が躍り出してる~」
出典:Youtube
つんく♂も心躍りだした!Juice=Juiceへのメッセージ曲
つんく♂が作詞作曲をした、クール&スマートな楽曲。
夢を追え!何も恐れるなという強いメッセージを歌い上げるられるのはJuice=Juiceしかいないと、言わんばかりのメッセージ性の強さが伝わる曲だ。
デビューから3年を迎え、ハロプロ内でも中堅のポジションになったJuice=Juice。日本武道館の切符を手にし、その勢いのまま先に進めというつんく♂からJuice=Juiceへのエールにも聞こえる楽曲だ。
歌割は均等で宮本佳林と高木紗友希が重要なパートを担当。サビはCD音源ではガヤ風に聞こえるが、ライブではJuice=Juiceの熱い歌声が響く。
つんく♂も制作中に心躍る気持ちになったようで、ミディアムな曲調に反して、ライブで盛り上がりそうな楽曲になりそうだ。
ぶち破りダンスに注目!
振付はハロプロの振付でおなじみのYOSHIKOが担当。
ダンスコンテンポラリーというテーマからモダンダンスチックな振付にアレンジし、夢に向かう曲の世界観や歌詞を純粋に表現した振付になっている。
MV公開よりもいち早くライブで披露された楽曲で、その特徴的な振付は大きな反響を呼んだ。
イントロで壁を叩く振付があるのだが、初披露時ファンの間では「大工?」と話題になった。別に大工を夢見る少女の歌ではない。抜け出せない殻や壁を打ち破ることを表現した振付で、その他にも早く走れない振付や上を目指す振付など、モダンダンスチックな表現が含まれている。
今後Juice=Juiceがこの楽曲を歌い込んだ後に、この振付がどれくらい味を出せるようになっているか、将来楽しみな振付だ。
Juice=Juice新曲「KEEP ON 上昇志向!!」
出典:Youtube
ヒャダインとダンス☆マンの強力タッグ再び
作詞作曲をヒャダイン、編曲をダンス☆マンが担当した楽曲。
このペアはオリコン1位をとった「こぶしファクトリーのチョット愚直に!猪突猛進」以来の組み合わせだ。
ハロプロへのリスペクトが高いヒャダインとLOVEマシーンを編曲したダンス☆マンが生み出したこの曲は、新しいサウンドながらもハロプロらしさを残している爽快な楽曲に仕上がっている。
歌割はJuice=Juiceの歌唱力を象徴する高木が多く、フェイクやガヤでも大活躍。
歌割がどんどん重なってユニゾンになっていくハロプロならではの歌割遊びもあり、ライブ映えする楽曲といっていいだろう。
上昇志向!!の先はマイケル?!
Juice=Juiceメンバーの発言によると歌や振付はあのマイケルジャクソンを意識しているようだ。
イントロのダンスなんかは特にマイケルを意識していることが分かりやすい、パフォーマンス総合力が売りのJuice=Juiceにとって目指すはマイケルジャクソンということだろうか。まだまだJuice=Juiceのパフォーマンスレベルは上がり続けると期待していいだろう。
センターは宮本佳林が担当。サビは真似しやすい手振りになっているので、ライブで一緒に振りコピで盛り上がれる楽曲になっている。
Juice=Juice新曲「明日やろうはバカやろう」
出典:Youtube
ついにあの人がJuice=Juiceに歌詞をつける
昨年アンジュルムを卒業した福田花音が作詞をしたことで話題を呼んだ楽曲。
福田花音といえば自身もハロプロアイドルでありながら、重度のハロオタとして知られている。
ハロプロイズムを歌って継承した彼女が生み出す歌詞は、つんく♂が描く女の子とはまた違った女の子が生み出されていて、福田花音らしさが出ている。
メンバーの金澤朋子曰く「歌詞がすごい自分に当てはまっている」と歌詞に強く共感しており、年頃の女の子あるあるも聞いていてなるほどとなり、アシタヤロウハバカヤロウのフレーズが耳に残るキャッチーさが特徴の楽曲だ。
バカヤロウのフレーズがドハマり!あのメンバーがセンターに
楽曲のセンターを務めるのは金澤朋子。
メンバーやファンから暴君、ローズクォーツなどと言われ、気高い女性のイメージを持たれている金澤は、Juice=Juiceの楽曲において大人の女性や強い女性、セクシーさを求められる場面で活躍が多く、今回もその金澤らしさを前面に出している。
歌詞が自分に当てはまっていると発言するだけに、センターも見事やってのけ、らしさある「明日やろうはバカやろう」を披露。
挑発的ながら可愛いカナトモスマイルも健在だ。
2016年はJuice=Juiceにとって飛躍の年と言っていいだろう。
ドラマ「武道館」でNEXT YOUとして主演を演じ、個人では写真集をリリースし、220公演を目標に突き進んだライブツアーは重ねる度にパフォーマンス力を上げてきた。
そして、その集大成ともいえる日本武道館のライブが11月7日に開催される!
今回の新曲はそんなJuice=Juiceをさらなる高みに連れて行ってくれる楽曲になりそうだ
執筆:NOZATATSU(https://twitter.com/nozatatsu)
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