多様な文化圏で生まれ育ったメンバーが東京で出会い結成されたボーイズグループ、INTERSECTION(インターセクション)。グループが本格始動してからまだ日が浅いが、華やかなルックスと確かなパフォーマンスで話題を呼んでいる。8月6日に日本テレビ系「スッキリ」で生パフォーマンスを披露し大反響となった。8月21日にはファーストアルバム『INTERSECTION』のリリースも控える、彼らの魅力に迫ってみた。
日米のダブルカルチャーを持ち、東京で出会った4人
INTERSECTIONのメンバーは橋爪ミカ、青山ウィリアム、ミッチェル和馬(カズマ)、モリアティー慶怜(ケーレン)の4人。全員が日本とアメリカのダブルカルチャーを持ったバイリンガルだ。4人は2015に出会いグループを結成。2018年10月に「Heart of Gold」でデビューを果たした。まずは彼らのプロフィールを一人ずつ見てみよう。
橋爪ミカ
16歳までハワイのおおらかな自然の中で育ち、プロのサッカー選手を目指していた。人への気遣いをいつも忘れないやさしい性格で、最年長としてグループのリーダーも務めている。「自分の未来でやりたいこと、愛してやまないことに対しては、決して諦めない」というモットーに従い、INTERSECTIONのパフォーマンスに情熱を注ぐかたわら、写真を撮影するのが好きでファッションにも造詣が深いなど、幅広い分野に興味を持つ。青山ウィリアム
カリフォルニアで生まれ、2歳の時に日本に来てからは「水泳のジュニアオリンピック」を目指して練習漬けの日々を送っていた。音楽活動を本格的に始めたのは、14歳でスカウトされてからのこと。グループでは作曲も担当し、そのアーティスティックな感性はメンバーからもリスペクトされている。独自の感性を持ち、自分のことを「長所も短所も考えすぎるところ」と語るウィリアムは、最初はメンバーとノリが合わないと感じることもあったそう。しかし活動を続けた今は「メンバーを本当に尊敬している」と語っており、心を許した人には愛情深い一面があるようだ。ミッチェル和馬
ニューヨークのアッパーサイドで生まれ育ち、8歳の頃に日本にやってきた。2017年に『メンズノンノモデル公開オーディション2017』で準グランプリを受賞し、メンズノンノ専属モデルを務めながら、2018年にはハーバード大学に現役で合格し在学中という優れた知性の持ち主でもある。一見すると隙のないプロフィールだが、その雰囲気はおだやかで親しみやすい。彼の朗らかなキャラクターは、出演中の女子高生に大人気の恋愛リアリティーショー『オオカミちゃんには騙されない』(AbemaTV)でも存分に発揮され、端正なルックスとともに大反響を呼んでいる。モリアティー慶怜
2001年生まれのグループ最年少。キューバのミリタリーベースで生まれ、父親の仕事の都合で色々な国を転々としながら育った。いつもふざけてみんなを笑わせるムードメーカーだが、一方で「今の環境をとても幸運だと思っているし、周りの人にいつも感謝しています」と語るなど、落ち着いた一面も併せ持つ。よく聴く音楽ジャンルはその時々で変わるそうで、趣味も映画鑑賞、スイミング、電車に乗ること、グラフィックなど様々。いろんなカルチャーを吸収しながら成長を遂げる、グループの弟キャラ的存在だ。
新世代ボーイズグループとして、ファッションアイコンとして……多方面からラブコール
様々な出自をたどったメンバーが集まって結成された彼らは、2017年10月、Spotify限定シングル『Starting Over』をリリース。ウィリアムが作曲を担当し、4人の出会いとグループの始まりを歌ったこの楽曲は、Spotifyが躍進を期待するアーティストに与える「Early Noise 2018」に選出され話題を呼んだ。
INTERSECTION / Starting Over -Music Video-
INTERSECTION / Heart of Gold
2018年10月には配信シングル『Heart of Gold』をリリース。メンバー全員がヴェルサーチの衣装に身を包み、大人っぽい表情でこちらを見つめているアートワークからもわかる通り、ファッションシーンでも彼らにラブコールを送る人は多い。ルイ・ヴィトン、ディオールなどハイブランドのコレクションやパーティに続々招待され、ライブやMVなどに最新ラインの衣装を提供してもらうなど、ファッションアイコンとしても注目を集めているのだ。
INTERSECTION / Body Language
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