千葉の奥地に新たなカルチャー。 GROOVE TUBE FESとは

LEARNERS
当初は、松田”CHABE”岳二と紗羅マリーのデュオとして、活動をスタートしたLEARNERS。2015年にドラムに古川太一、ベースに浜田将充という元Riddim Saunterの2人、そしてギターに堀口チエを迎えての5人編成となる。楽曲はオールディーズやガールズ・ポップ、スカなど1940～70年代のナンバーのカヴァーが多く、原曲のエッセンスを取り入れ、思わずスウィングしてしまいたくなるような踊れるナンバーが揃う。グルーヴチューブ・フェスは今回が初めての出演。今年もライブやフェスなどと引っ張りだこのグループだ。

ライブ前には必ず全員で手法写真を撮るのがお決まり。
左から古川太一、CHIE、CHABE、紗羅マリー、浜田将充

当日のセットリスト
FOOLS FALL IN LOVE
LEARNERS YEAH
WATER THE FLOWERS
GO AWAY DON’T BOTHER ME
LET ME IN
CASSIS OOLONG
TEENAGE KICKS
YOU WONDERING NOW
SHAMPOO PLANET
ALLELUJAH
WHY DO FOOLS FALL IN LOVE

スタートからノリノリな「FOOLS FALL IN LOVE」から始まったLEARNERSのライブ。ステージの前にはどっと人が押し寄せた。紗羅さんのキュートで深い歌声、そしてギターのチエさんが織りなす図太いフレーズの数々。LERNERSは女子たちが男子顔負けのかっこよさを持つ本当にクールなバンドだ。「WATER THE FLOWERS」や「CASSIS OOLONG」と人気曲が進むごとに、会場がどんどん熱気に包まれ、「TEENAGE KICKS」でボルテージは最高潮に。ベースの浜田さんがお客さんの波へ飛び込み、LEARNERSの音の魔法にかかったように会場がひとつになった。最後の曲「WHY DO FALL IN LOVE」では紗羅さんがステージの下に降り、お客さんの人波をかき分け、目の前の海と空に向かって歌う。音に愛されるってこういうことなんだなと感じる、奇跡のようなライブだった。