川谷絵音が楽曲提供しているDADARAYの魅力を紹介!
2017年、ゲスの極み乙女。の休日課長がREISとえつこに声をかけたことから結成されたバンドDADARAY(ダダレイ)。バンドへの楽曲提供を同じくゲスの極み乙女。、indigo la Endの川谷絵音が担当していることでも話題になりましたね。休日課長が「大人な雰囲気を感じさせる上質なポップスを軸とする音楽を表現したい」という思いで始めたバンドということもあり、ゲスの極み乙女。よりは大人な音楽という印象を受けます。2019年3月には、全国ワンマンツアー「場末で会いましょう」の開催も予定されており、ライブに向けて昨年12月には約1年ぶりとなる新曲も発表されました。今回は、ゲスの極み乙女。の音楽との違いなども含めてDADARAYの魅力を紹介します!
DADARAYとは?
メンバーはゲスの極み乙女。の休日課長とボーカリストのREIS、ゲスの極み乙女。、indigo la Endのサポートコーラス、そして自身もkatyushaとしてソロプロジェクトを結成しているえつこの3人。公式サイトのプロフィールによると名前の由来は、「既成の秩序や常識に対する、否定、攻撃、破壊といった思想を 大きな特徴とする“DADAISM の DADA”と“光を意味する RAY”を組み合わせた造語で、 “既成の秩序や常識を破壊する光”という意味合いが込められている。」と書かれており、既存の音楽スタイルや価値観に対する反骨精神のようなものがバンド名の由来になっていることが分かります。川谷の世界観は踏襲されながらも、このコンセプトが見事に表現されていますよね。
さて、ゲスの極み乙女。と聴くと思い浮かべるのは川谷絵音ではないでしょうか。自らゲスの極み乙女。、indigo la End、ジェニーハイ、ichikoroとミュージシャンとして活動する傍らチームしゃちほこや夢みるアドレセンスといった女性アイドルから山下智久や稲垣吾郎らに楽曲提供もしているマルチな活動をしています。さらには、ワーナーミュージック・ジャパン内に自主レーベル「TACO RECORDS」を立ち上げ、現在DADARAYも所属しています。DADARAYの音楽にも関わっており、主に楽曲制作を担当。実質プロデューサー的な立ち位置になっています。また、DADARAYのサポートメンバーとしindigo la Endから長田カーティス、佐藤栄太郎そのほかも参加しています。
2017年12月にアルバム『DADASTATION』でメジャーデビューを果たしたDADARAYは、これまでに3枚のミニアルバムと1枚のフルアルバム、そして昨年12月にリリースされたシングルの計5枚を発表。川谷の自主レーベル立ち上げに伴い、レーベルをunBORDEからTACO RECORDSへと移籍しています。結成してからというものの、ライブや多数のイベントにも出演しており、精力的に活動してきました。
DADARAYのメンバー紹介
休日課長(Ba)
"カタログとかにありがちな、カップルがデコとデコをくっつけて見つめあったり笑いあってるやつ?あんな感じのを、やりたかったんですよね" pic.twitter.com/08DBh6sMV3
— 休日課長 (@eninaranaiotoko) August 3, 2018
DADARAY結成の張本人。川谷の誘いによって、ゲスの極み乙女。に加入。絵にならない課長、和田理生、Holy名義でも活動しています。テラスハウスに出演したことで話題に。
REIS(Vo,Key)
「誰かがキスをした」MV撮影後に
八木のぞみさん、影山友哉さんと。二人と過ごした時間は宝物🌞💐 pic.twitter.com/PW4g9lVXC1
— REIS (@REIS_dadaray) June 28, 2017
メインボーカル、キーボードを務めています。透き通った歌声と高音域が美しく、川谷の世界観にはぴったりだと思います。
えつこ(Vo,Key)
📸: @indigolaEnd
#新しいプロフィール画像 pic.twitter.com/Hl5kCsilB1— えつこ (@etsusha) October 28, 2018
katyushaとしてソロプロジェクトを結成。Indigo la Endやゲスの極み乙女。のサポートも務める。フロントマンとしてユニットを牽引。力強さと繊細さを兼ね備えたボーカルが魅力。
DADARAYの音楽をおすすめ曲とともに紹介!
「イキツクシ」
2017年4月にリリースされたミニアルバム『DADAISM』に収録されている楽曲「イキツクシ」。YouTubeの動画再生回数も180万回を超え、DADARAYを代表する人気曲としても知られています。DADARAYの名前の由来にもあるように大人なイメージを感じさせ、真夜中にどっぷりと聴きたい哀愁漂う楽曲です。テラハからこの楽曲を知った人も多いみたいですね。
「誰かがキスをした」
これまで公開されていたMVは演奏している映像が多かったのですが、「誰かがキスをした」ではドラマ仕立てになり、川谷の織りなす世界観がより間近に感じられるようになりました。とにかくベースラインが美しい…。MVを監督した岡田文章によると「女性の悲しい妄想を映像にした」とのことです。ぜひMVにも注目を!
「WOMAN WOMAN」
最後に紹介するのは、えつこのかっこよさが際立つナンバー。声質が対照的なREISとのボーカルの掛け合いが聴きどころです。真っ赤なドレスを着たREISの優艶なダンスシーンには見惚れてしまいます。この楽曲も例外なく川谷の歌詞が持つ女性的な視点をボーカルの二人が見事に体現してくれています。
昨年12月には約1年ぶりに配信限定シングル『tandoor』をリリースしたDADARAY。今年はさらにワンマンライブツアーの開催も控えており、今後の活動に目が離せません。ゲスの極み乙女。は知っているけどDADARAYは聴いたことがないという方もこの機会にぜひ聴いてみてください!
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