ライブも終盤に入ると、「DANCIN’CIRCLE」、「Girlfriend」、「Spring Love」のダンスナンバーを披露。これらはウシクとテフンの2人時代にリリースした楽曲で、CODE-Vの楽曲の中でもダンスに力が入っている。
「DANCIN’CIRCLE」はSKY-HIダンサーとしての活躍やE-girlsの振付など、メジャーシーンで活躍する注目の若手ダンスユニット”AZUR-D-BOYZ”が振付。
ニュースクールという最新のHIPHOPを取り入れた今どきのダンスが特徴だ。
「Girlfriend」は三浦大知のバックダンサーや清水翔太のPVなど、その他数々の有名アーティストの振付を担当するダンサーHIGEが振付。
HIGEといえば歌詞の世界観を振付に反映させるのことに長けているダンサーで、「Girlfriend」の世界観を振付に引き出しているのが特徴だ。
HIGEはCODE-VではGirlfriendの他、「衝動」や「夏のまぼろし」などウシク、テフンでの2名体制時の作品へ参加している。
「Spring Love」はMステでの無音パフォーマンスが話題を呼んだ、三浦大知のバックダンサー。そして、今年1番の大イベントでもあるリオオリンピック閉会式のフラッグハンドオーバーセレモニーでダンサーとして出演した岡本真吾が振付。
プロダンサーが選ぶ本当にすごい振付ランキングで自身が振付した三浦大知の「Cry and Fight」が上位にランクインされるなど、名実ともに有名なダンサーがCODE-Vの魅力を引き出した振付が特徴だ。
CODE-Vの楽曲振付は、有名アーティストが振付依頼をするような有名ダンサー達によって作られている。その中でも、振りのかっこよさや、曲の表現など、楽曲にあったダンサーに振付をしてもらっているあたり、CODE-Vのクリエイティブ性の高さとこだわりが見えるだろう。
その圧倒的なパフォーマンスにファンは歓声をあげ、真似しやすい振付部分では一緒に踊るなど、盛り上がりもクライマックスを迎えていた。
最後はファンクラブの名前になっている「Miracle」でここまでファンと一緒に歩んでこれた奇跡に感謝を込めて歌唱し、ライブは幕を閉じた・・・。と思われたがアンコールの声とともに「Swing! Swing! Swing!」を披露!
なんと、CODE-Vのが現れたのはステージではなく、客席後方。
来てくれたファン全員と近さを感じたいというCODE-Vの想いが詰まった演出で、会場のファンは大興奮!
その後、ステージに戻ってからはナロが作詞作曲を行った「たからもの」を歌唱し、ありがとうの気持ちを伝えてCODE-Vのライブは幕を閉じた・・・。
が、しかしまだライブは終わりではなかった!
ファンのダブルアンコールに応えて、「衝動」を披露!
スペシャルすぎる演出と激しいパフォーマンスで会場はこの日最高のテンションを記録し、CODE-Vのライブは終始盛り上がりをみせた!
今回のワンマンライブは冒頭でも触れたように、ファン投票でセットリストが決まるライブなのだが、内容を見ると韓国で活動していた時代の曲から、デビュー初期、ウシクとテフンの2人時代から新曲まで、幅広い楽曲が選ばれている。
これは、ファンが「どんなときもCODE-Vを応援しているよ」というメッセージに見えてならない。
紆余曲折の日本活動を送るCODE-V。メンバーとMIRACLEが一つになりここまで歩んできた。その関係はファンとアーティストを超えこれからも手を取り合ってCODE-Vと共に歩いて行こうというお互いを想いあう深い絆で結ばれているようだった。
そんな想いをCODE-Vも感じているのか、ラストのMCでは感謝の言葉とともに、もう一度みんなを日本武道館に連れていきたいという言葉がCODE-Vの口からこぼれた。
彼らがもう一度、日本武道館に立つ日は遠くないだろう。
そんなCODE-Vは11月23日に新曲のリリース、12月からは「CODE-V X’mas LIVE TOUR」の開催も決定し、活動も勢いが増しているCODE-V。
今後もCODE-Vの活動を応援していきたい!
「CODE-V X’mas LIVE TOUR 〜ミラクル あいら冬〜♡ もりあがるんば 2016〜」
日時・会場
■12月7日(水)北海道:札幌cube garden
■12月8日(木)宮城:仙台CLUB JUNK BOX
■12月11日(日)福岡:福岡イムズホール
■12月14日(水)大阪:大阪BIG CAT
■12月23日(金・祝)愛知:名古屋ボトムライン
■12月25日(日)東京:shibuya duo MUSIC EXCHANGE
撮影:加納亨真
執筆:NOZATASTU(https://twitter.com/nozatatsu)
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