幼き頃、河原や道端で石をみつけて「これ、◯◯っぽくない?」と例え合う遊びをやったことはありませんか?
何かの動物だったりとか、この石、誰々の顔っぽいね、とかとか。見つけたときは興奮して、ちょっとした宝物みたいになるけど、家に持って帰るとお母さんに怒られるやつ。
そんな「何かしらの顔に見える変わった石」だけがずらりと並ぶミュージアムが秩父にあり、海外のメディアで最近話題になっているようです。その名も「珍石館」。
バリエーションはさまざまで、エルビス・プレスリーなどの往年の大スターやエリツィン、ゴルバチョフなど歴史にその名を刻む大統領、E.Tやドンキーコング、ニモなどのキャラクター系も充実しています。
エリツィンの修羅場をくぐってきた感じの面持ちとかめっちゃ似てる。手書きのキャプションが良い味を出していますね。
実はこれらのコレクション、今は亡き初代館長の羽山さんが50年以上かけて河原や森、火山の近くなどあらゆる場所からコツコツ集めたものなのだそうです。そして名付け親もほとんどが初代館長さん。
美男子(イケメン)などの雰囲気系シリーズも。たしかにイケメン。
「今になって好きだったと言われても仕方ないわ なんで一人者の時に知らん顔をしてたのよ」
このあたり館長さんのイマジネーションがすごい。
こちらの珍石館、タモリ倶楽部にも出てたりしているみたいなのですが、国境を超えて海外からも注目を集めているとは…!
東京オリンピックに向けて、メジャーな観光地だけじゃなくコアなスポットも盛り上がっていきそうですね!
参照記事:The Japanese Museum of Rocks That Look Like Faces / 東京別視点ガイド
<珍石館>
住所:埼玉県秩父市上影森764-6
電話:0494-24-7288
営業時間:春・夏 9:00~18:00/秋・冬 10:00~17:00
定休日:火(祝日の場合は翌日)
予算:大人400円
アクセス:秩父鉄道「影森駅」から徒歩6分
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