金原ひとみとの共作もある「Kiss」
2008年にリリースされた「Kiss」。
ミニアルバム「Kiss」の中で最初の曲として収録されています。
このミニアルバム「Kiss」は全5曲入っているのですが、なんと最後の曲「きえる」と本曲「Kiss」は歌詞違いなんです。
「Kiss」はChara作詞、そして「きえる」は小説作家の金原ひとみさん作詞であり、彼女が原作を書いた映画「蛇にピアス」の主題歌になっています。
「Kiss」は恋する心情を不安な気持ちも混ぜながら歌っているのですが、「きえる」は映画に沿うような世界への漠然とした虚無感を歌う内容に。
メロディーがとても素晴らしく、どちらも大変すてきな曲として仕上がっているのですが、どちらかというと筆者は後者の「きえる」の方が好きかも…!
ちなみに、このミニアルバム自体、シンディ・ローパーの名曲「Time After Time」のカバーが入っていたりなど他の3曲も素晴らしく、ぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
遠くの恋人を想う「FANTASY」
2007年にリリースされた「FANTASY」。
当時は水川あさみさんと共演したカネボウ化粧品のCMソングでした。
キラキラして明るい曲調とは裏腹に、歌詞は遠くに行った恋人を想う気持ちの様に聞こえます。
甘く切ない 思い出してよ
会いに来て お願いよ 抱き合う
大事なことがわかって
悪い夢から覚めれば
もともと、愛や恋をテーマに、そして失恋などの悲しい気持ちも楽曲へ乗せることが多いChara。
子供が小さい頃は家族愛を歌ったものが多い印象ですが、ある程度お子さんが大きくなってからはやはり歌のテーマも恋などが多くなってきた気がします。
NEWS ZEROの主題歌「call me」
2008年にリリースされた「call me」。
こちらは当時のNEWS ZEROの主題歌として採用されました。
こちらも前作品の「FANTASY」と1年後ということもあり、歌詞の内容から察するに同じようなメッセージ性を含んでいる気がします。
歌詞「雨が氷になって 彼は傲慢になって」や「身勝手な有害が拡張 意識して減らしていかなくちゃ…」など、お互いがお互いに対して不満や欲求がたまっている状況なのかなと想像することができます。
そして「call me 続けて呼んで」「見つめてそばにいてほしい」などから構ってほしい気持ちも読み取ることができます。
このような悲しい状況でもCharaフィルターを通すと、かわいい世界観として表現できるのがすごいですよね。
YEN TOWN BANDとして「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」
1996年に公開された映画「スワロウテイル」に主演し、劇中に登場するバンド「YEN TOWN BAND」としてシングル「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」を同年にリリース。
このシングルで、Charaは自身として初めてのオリコンシングルチャート1位を獲得しました。
内容としては「世界」「愛」「別れ」「自由」などをテーマとした歌詞に思えます。
その後、倖田來未・aiko・JUJUをはじめとする数多くのアーティストにカバーされ今もなお、自身の代表曲「やさしい気持ち」と同じくらい愛される1曲。
リリースから22年経った昨年には柔軟剤「ソフランアロマリッチ」のCMにも起用されます。
Charaの特徴として、長く愛される曲が多いのも彼女の魅力の1つですよね。
こうしてまとめてみると改めてCharaを聴きたくなってしまいますね!
女の子の心の拠り所になる、すてきな曲たち。
筆者はSNS越しにでも、愛がたくさん詰まってて、そしてそれを体現しているCharaを目にするとなんだか安心する気持ちになれます。
いつかはCharaのライブに足を運び、歌う生Charaをこの目で拝むのが夢です…!!
これからも彼女の今後の活動を応援し、そして楽しみにしていきたいと思います。
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