日本が誇る人気アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のオープニングテーマ曲「survivor」を手掛けた4人組ロックバンド「BLUE ENCOUNT(ブルー・エンカウント)」。ガンダムのオープニングテーマ曲起用後は、音楽番組の王様と言っても過言ではないだろうテレビ朝日系の番組「MUSIC STATION」に出演するなど、メディアにも露出が目立って来たが、ブルー・エンカウントとは一体どんなバンドなんだ!? と、気になる人も多いのでは?
いくつもの壁にブチ当たりながらも進化していった「BLUE ENCOUNT」
田邊駿一(G,Vo)/江口雄也(G)/辻村裕太(B)/高村佳秀(Dr)の4人からなるエモーショナルロックバンド「BLUE ENCOUNT」は2004年に地元である熊本で、田邊、江口、高村でバンドを結成した。彼らのルーツとなる音楽は「ELLEGARDEN(エルレガーデン)」で地元のライブハウスで開催された高校生ライブイベントでは代表曲である「ジターバグ」をコピーしたとか。2009年に3人は都内の音楽専門学校へ進学。そこで辻村と出会い、現在の4人体制としてのBLUE ENCOUNTが始動したのだ。翌年にはファーストミニアルバムとなる「the beginning of the beginning」をリリースするが、思い描いていたような結果は残せなかったという。その頃をBLUE ENCOUNTは「暗黒時代」と呼んでいるようだが、折れる事なくライブツアーに回り暗黒時代を脱出。そんな努力もあり、2012年にはセカンドミニアルバム「HALO EFFECT」をリリースした。
セカンドミニアルバム収録曲「HALO」の再生回数は130万回超え
暗黒時代を脱出し、リリースしたセカンドミニアルバムで彼らは転機を迎える。収録曲である「HALO」が動画投稿サイトYoutubeでの再生回数が、130万回を超え、インディーズバンドシーンでその実力とセンスが認められるようになった。数々のライブや楽曲制作をこなし、2014年ソニーミュージックのレーベルである「Ki/oon Music(キューンミュージック)」よりメジャーデビューを果たした。彼らの音楽の特徴はメロディックで感情的(エモーショナル)な音楽性「エモ」とも呼ばれるスタイルだ。これは彼らが尊敬している「ELLEGARDEN」にも通ずる部分なのでは? 熱烈なパワーサウンドにVo,田邊の恥ずかしいけどアツい一直線な言葉たち感化されるファンも多く、一直線でソウルフルな歌詞も人気の理由のようだ。ライブではパフォーマンスだけではなく、涙を流しながらな田邊のアツいMCに更に心を掴まれる。青春のしょっぱい汗と涙がギッシリ詰まった男のロックバンドなのだ。
SHARE
Written by