2017年も残すところあとわずか。毎日たくさんの情報をお届けしてきたミーティア編集部が「超個人的」な視点で選ぶ「BEST」企画をお届けします。
第2弾は、MV編! 今年公開されたミュージックビデオの中からミーティア編集部が選んだ、大好きな作品とは? ぜひ、再生してみてください。
三浦大知『U』
このMVは三浦大知とDMダンサーが一点カメラで一発撮りをしていることで話題を呼びました。映像技術って年々進化していきますが、このMVを見ていると、テクノロジーなんかより人間が体で発するものこそ一番心に刺さるなと思わせてくれます。
レキシ『KATOKU』
80’s好きにはたまりません。Journeyの「Separate Ways」をパク…オマージュしてますが、画の色味や衣装のテイスト、出演者の動き、カメラワークなど再現率カンペキです。ちなみに、曲もDaryl Hall & John Oatesの「Private Eyes」とDoobie Brothersの「What a Fool Believes」をいいとこ取りしたイメージで好きです。
Logic『1-800-273-8255 ft. Alessia Cara, Khalid』
自殺防止ホットラインの電話番号をタイトルにしたこの曲。「自分の人生を生きている気がしない、もう生きていたくない、死にたい」という前半と、「死にたくない」という後半。曲が素晴らしいのはもちろん、MVはまるで映画。心えぐられる。
NGT48『世界はどこまで青空なのか?』
山戸結希さんが監督を務めたアノMV。田舎町でアイドルを目指す女の子が描かれてます。少女が泣きながら「私は人間に生まれてきたんじゃない。アイドルに生まれてきたの」ってセリフは衝撃的で。アイドルとはなんなのだろうって深く考えさせられました。
DAOKO × 岡村靖幸『ステップアップLOVE』
カッコ良すぎワロタ。岡村靖幸の代表曲のひとつ『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』のパロディから始まるのも最高だし、二人のヴォーカルの質感(ネットリ系とウィスパー系)が両方活きてるのも嬉しい。数で圧倒的に劣勢(13対1)ながら存在感で勝るとも劣らない岡村靖幸は流石です。DAOKOはいよいよ本格的にアイコン化した感ある。
The xx『I Dare You』
『ストレンジャー・シングス』のミリー・ボビー・ブラウンと『ムーンライト』のアッシュトン・サンダースが出演。ディレクターを務めたのはラフ・シモンズ。よって衣装は全身〈カルバン・クライン〉。なんて書き連ねているだけですでに目がハート。音楽とファッションが一直線で繋がっているこの感じ、めちゃくちゃ憧れます。
Taylor Swift『Look What You Made Me Do』
テイラーが経験した過去の人間関係トラブルなどに対してのメッセージが含まれたMVだと思うのですが、テイラーのいろいろな姿が見れる、いいMVでした。
『サウナとトリシティでととのった』
正確にはMVでは、ない。だけど、今年公開で一番再生したのも事実。オフィシャルサイトに「コアなサウナー音楽クリエイター ヒャダインさんを中心に、サウナブロガーでもあるプロフェッショナル・サウニスト集団「Saunaで数えるOneからThousand」の3人(本業がエンジニア)がトラックダウンをした、サウナーによるサウナーの為の楽曲です」と書いてあるので、これはサウナーのためのMVと言えるのでは……。何にせよ、観るだけで“ととのえる”最高傑作には違いなし!
Mocky『Whistlin’』
建築、インテリア、機材、暮らし、スタイル、ティーバッグ、着こなし、そこで紡がれる音楽、フィルムカラー。もう大好物そのもの。
2017年を代表するミュージックビデオ、いかがでしたか? アーティストのこだわりが詰まったMVは、個性豊かでどれも楽しいですね。「BEST」企画、次回も楽しみにしてください!
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