5.RADWIMPS『スパークル』
『君の名は。』の大ヒットとともに、もはや国民的バンドへと成長したRADWIMPS。おそらく近年日本で一番見られたアニメーションMVは現在のところこの『スパークル』なんじゃないだろうか。映画の中でも重要なパートを担ったこの楽曲、MVは全編『君の名は。』の映像で構成されており、美しい情景描写とともに映画の記憶が蘇る。日本だけではなく、その感動はきっと世界にも届いているはずだ。
6.GOUACHE『RED』
もはや若者で知らない人はいない「カゲロウプロジェクト」で世を風靡したじんの参加するバンド・GOUACHEによる初作品『RED』。MVは、映画『MX4D™カゲロウデイズ – in a day’s –』と「カゲロウプロジェクト」過去作品のマッシュアップとなっているが、手がけたのはなんとA4Aの東市篤憲。BUMP OF CHICKENやぼくのりりっくのぼうよみの映像も手がけた、今ミュージックビデオシーンで最も熱い人物の一人だ。じんの代表カラーである「赤」をフィーチャーし、奥の奥から体熱をあげまくってくれるようなホットな一作。
7.DAOKO『さみしいかみさま』
飛ぶ鳥を落とす勢いのラップシンガー・DAOKOのポップセンスが炸裂した『さみしいかみさま』。MVはラブリーでドリーミーな世界観を描いており、彼女の作品の中でも飛び切りキュート。しかも、キュートなだけじゃなく、すごく洗練されていて見ているだけで浄化されてしまう。後半、舞台に渋谷が登場するのもすごくDAOKOらしくて好きだ。
8.livetune adding 中島 愛『Transfer』
最後に紹介するのはlivetune adding 中島 愛『Transfer』。筆者が一番好きなアニメーションMV作品かもしれない。キャラクターは同じ動きをループするが、周りの世界がどんどん変わっていく…いわゆる「ループもの」をMVでやってしまったとんでもない作品だ。ファンタジスタ歌麿呂がディレクションに入っていることもあり、ビビッドなカラーリングもキレッキレ。ぜひ一度チェックを。
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