艶美な魅力溢れる歌声を持つアーティストAimerのおすすめ曲を選別
表現者としての力強さのみならず、澄み切った透明感を持ち合わせているAimer。2019年10月に全国ツアーも始まり、2020年3月には新シングル『春はゆく/marie』の発売も発表されました。アニメとのタイアップや楽曲提供なども多く、彼女の曲を耳にすることも多いのではないでしょうか。
今回、Aimerがこれまでにリリースした楽曲の中からぜひ聴いてほしいおすすめの曲を選びました。皆さんがAimerの音楽の深みにはまることを期待して。
Aimer(エメ)とは?
わたくしAimer
17thSGを8/14にリリースします。
そして7/7(日)24:10〜NHKで始まる「ヴィンランド・サガ」EDを歌います!
新曲「Torches」お楽しみに。そしてSTAND-ALONEにも秘かに籠めていたのですが4年ぶりにここから新たな夜の旅に出ます。決めました。
この先も見守って貰えたら嬉しいです。Aimer pic.twitter.com/qoEVRTejLN— Aimer&staff (@Aimer_and_staff) June 9, 2019
Aimer(エメ)は、バンドをしていた父親の影響で身近に音楽がある環境で育てられたこともあり、幼少期からピアノやギターといった楽器に触れるほか、歌をよく歌っていたのだそう。しかし、15歳の時に転機が訪れます。歌唱の酷使が原因で声帯を痛めた結果、半年間歌を歌えない状況が続きました。この状況の中で、Aimerは「奇跡の歌声」を称される現在の歌唱スタイルを確立させていきました。
2011年9月に1stシングル『六等星の夜/悲しみはオーロラに/TWINKLE TWINKLE LITTLE STAR』でメジャーデビュー。2012年10月には初のアルバム『Sleepless Nights』をリリースし、デビュー1年目にして早くも人気アーティストへ。
2013年には『RE:I AM EP』、2014年には『StarRingChild EP』といった澤野弘之によるプロデュース曲が『機動戦士ガンダムUC』の主題歌に起用。2016年7月には10thシングル『insane dream/us』ではONE OK ROCKのTaka、凛として時雨のTKがそれぞれ、11thシングル『蝶々結び』ではRADWIMPSの野田洋次郎がプロデュースを担当しました。
2019年に入り、早速16thシングル『I beg you/花びらたちのマーチ/Sailing』をリリースし、自身初となる週間オリコンチャートのシングル部門で1位を獲得。2019年10月より全国ツアー『Aimer Hall Tour 19/20 “rouge de bleu”』を行っているAimerですが、2020年3月に新シングル『春はゆく / marie』のリリースが発表。合わせて劇場版『Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song』の主題歌に「春はゆく」が決まったことで、劇場版『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』全3作全てで主題歌を務めることとなりました。
Aimerのおすすめ曲10選
「あなたに出会わなければ~夏雪冬花~」
2012年8月に4枚目のシングルとしてリリース。TVアニメ『夏雪ランデブー』の主題歌にもなっています。聴いているとどこまでも深い穴に落ちていくようなAimer至宝のバラード曲。儚くも美しいソングライティングに彼女の歌声が乗り、鮮明に訴えかけてくる様は心地よいです。2012年にはサザンオールスターズの桑田佳祐がベスト20にこの曲をあげています。
「今日から思い出」
2013年3月にリリースされた『RE:I AM EP』の収録曲。「大切な人との永遠の別れ」をテーマにした歌詞で、淡々と語りかけるようなAimerの歌声が特徴的。絵本のようなタッチで描かれたアニメーションMVになっているため、重いテーマを緩和してくれます。Aimerの知る人ぞ知る人気曲のひとつです。全てを包み込んでくれるAimerの歌声の心地よさに癒されます。
「words」
2013年11月リリースのアルバム『After Dark』が初出の楽曲。シンガーソングライターの阿部真央による書き下ろし楽曲となっています。「愛」という共通のテーマを歌いながらも、Aimerの魅力が引き出されています。少々衝撃的なMVもエッジが効いていて良い。阿部真央とは「for ロンリー」でも共作するなど、複数回に渡ってコラボしています。
「誰か、海を。」
2014年9月にリリースされた楽曲。数々のアニメ作品やTVドラマの音楽を手掛けてきた音楽家の菅野よう子が作曲・編曲を担当し、TVアニメ『残響のテロル』のEDテーマにもなっています。これまでのAimerとは一線を画し濃密な世界観となっており、音楽にさらなる厚みが増しています。それでいてAimerらしさが損なわれないのだからすごい…。
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