有名バンドが楽曲提供。ONE OK ROCK、凛として時雨、RADWIMPSがAimerの魅力を引き立てる
2011年に音楽活動を開始し、同年9月に「六等星の夜 / 悲しみはオーロラに / TWINKLE TWINKLE LITTLE STAR」を発売しメジャーデビュー。その後『機動戦士ガンダムUC』といったアニメの主題歌を担当するようになる。力強い歌声に魅了された人は多く、シングル5作連続TOP10入りするなど、活躍が目覚ましい。そんなAimerだが、今年の7月6日に「insane dream / us」を発売した。この2曲、実はとある有名バンドグループが楽曲提供をしているのだとか。今回はそんな楽曲について確認していこうと思う。
“凛として時雨の”Tk”が作り出した神秘的な「us」
「us」は、あの”凛として時雨のTKが提供した作品。また楽曲提供だけでなく、プロデュースにも参加している。Aimerファンだけでなく、ワンオクファンにも楽しめる楽曲だ。この曲はAimerと何度もセッションして作り上げた作品である。その言葉通り、Aimerの良さが詰まった曲なのではないだろうか。彼女の良さと言えば、女性の中でも”低くて力の強い”歌声。それを表現するには、『緊張』と『緩和』を上手く使う必要がある。それを上手く使いこなせた作品だと思う。また楽曲にじっと耳を澄ませてほしい。かすかにコーラスが聞こえてこないだろうか。実はこのコーラス、”TK”によるものだ。こういった小さなポイントも、Aimerの魅力を引き立てる要因になっているのかもしれない。まったりと聞くもよし。テンションを上げるのも良し。色々な場面で聴きたくなる楽曲なので、是非手に取ってみてほしい。
もう一つの曲「insane dream」も凄い、”ONE OK ROCK”が提供
「us」とは対照的にロックアプローチの強いナンバー「insane dream」。まるでヒーローアニメの主題歌のような、疾走感のある楽曲。実はこの曲も、ある有名バンドが楽曲提供に関わっている。そのグループというのが”ONE OK ROCK”。
「us」は率直にいうと、Aimerっぽくはない。どちらかというと、スピード感のある”ONE OK ROCK”路線だ。でもところどころ突き抜けるような歌声を見せたりと、部分的にはAimerっぽい。そんな不思議な仕上がりになっている。構成としては、序盤にインパクトを与え、Aメロで落ち着かせる。そしてサビで爆発と言った、西洋のロックバンドをイメージされて作られたのだろう。そのイメージが垣間見えるのが、MVだ。これはベルリンで撮影されたものらしい。
そんなAimerの良さが詰まった「insane dream」。手に取ってじっくりと聴いてみてほしい。
ついにはRADWIMPSまで
さらに8月17日にはRADWIMPS野田洋次郎さん楽曲提供・プロデュースによる、Aimer新曲「蝶々結び」がリリースされる。
野田洋次郎はAimerの歌声に惚れたことにより今回プロデュースにまで至ったことを本人は下記のように語っている。
Aimerの声をはじめて耳にしたのはもう3、4年前だと思います。たまたま知り合いからCDをもらって。声だけで、この人のことなんか好きだなと思ってしまった。レコーディング中は彼女の声を何度も聞くことができて幸せでした。そして大切なこの曲をAimerに歌ってもらえて、嬉しかった。Aimer、ありがとう。
新曲「蝶々結び」は野田洋次郎が紡ぎだす感動的な歌詞とメロディーに心を揺さぶられるバラードとなっている。
野田洋次郎は楽曲提供&プロデュースのほかにコーラスとしても参加。さらに、ハナレグミもギター&コーラスにて参加しており、魅力的な二人の男性ボーカルがAimerの歌声に花を添えている。
iTunesでは8月8日より先行配信がスタートし、はやくもシングル総合3位を記録している。
iTunesはこちらからhttps://itunes.apple.com/jp/album/die-jiebi/id1137865371?i=1137865611
秋からは全国ホールツアーを控えているAimerのさらなる活躍が期待される。
オフィシャルHP
SHARE
Written by