AAAパフォーマンスの進化 BLOOD on FIRE~Break Down
出典:Youtube
2005年9月に「BLOOD on FIRE」でデビューしたAAA。当時は男メンバー5人、女メンバー3人で活動しており
リードボーカルを宇野実彩子、西島隆弘、浦田直也
ラップを日高光啓
が担当をしていた。
女性ボーカルをベースにするか、男性ボーカルをベースにするかで、宇野と西島どっちがリードボーカルをとるかは変わってきたが、基本的にはリードボーカルが宇野。センターが西島というポジションでパフォーマンスをするのが基本形。
リーダーの浦田は高音域を出せるので、女性ボーカルのパートも同じ音域で歌い、ユニゾンに深みを出す役目を担っていた。「BLOOD on FIRE」、「ハレルヤ」などのサビは宇野と同じ音域で浦田も歌唱している。
ダンスもキレのある振付にアクロバットを多用することが多く、全メンバーアクロバットに挑戦していた。
そして、AAA自身も自分たちのパフォーマンスが変わったキッカケかもしれないと発言する楽曲が「Break Down」だ。
上記で述べたAAAパフォーマンスの基本形の集大成ともいえる楽曲で、ライブでもイントロがかかると大歓声を呼ぶAAAの代表曲の1つ。
色々なタイプの楽曲に挑戦してきたAAAだったが、この曲をキッカケに楽曲の方向性が固まってきた印象だ。
この期間にリリースされた楽曲で、東京ドームライブでも必ず披露されることが予想されるのが「ハリケン・リリ、ボストン・マリ」。
もはや、AAAライブの定番曲ともいえ、タオルを一緒に回しながら歌う、AAAとファンが一体になる楽曲だ。
ぜひ、タオルは事前に用意していくことをおすすめしたい。
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AAAパフォーマンスの進化 Hide-away~No cry No more
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「Hide-away」からメインボーカルの体系が変わる。
伊藤千晃がメインボーカルに入り、女性ボーカルを宇野、伊藤。男性ボーカルを西島、浦田が担当することになる。
元々、歌スタで審査員に高評価を獲得しAAAのオーディションに合格しているので、伊藤の歌唱力は申し分なかった。
女性2、男性2になることで、歌割やダンスのフォーメーションもキレイにシンメトリーになり、誰が見てもわかりやすいパフォーマンスに進化。
「Hide-away」で初のMステ出演、「Heart and Soul」では世界的人気の振付師・Shaun Evaristoが初めて日本のアーティストに振付したことで話題、「逢いたい理由」~「No cry No more」はTKこと小室哲哉が作詞・作曲、など常に話題を欠くことなく、勢いがすごい時期でもあった。
CD売上がミリオンを連発していた時代に、このムーブメントがきていれば確実にAAAはミリオンアーティストになっていた可能性がある。
今までの活動が実を結んだこともあり、そう思えるくらい一般受けもいいアーティストに変化していった。
そして、このパフォーマンス体系が現在のAAAパフォーマンスに繋がっていくことになる。
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