みどころ3 主題歌がめっちゃイイ!!!
そしてなんといっても、ミーティア的に推したいのはやっぱりここ!
本作の主題歌、クリープハイプの新曲『イト』がめっっっっっちゃ素晴らしいんです!!
この曲、映画のために尾崎世界観(Vo. & Gt.)が描き下ろした作品で、本人としても「勝負の曲」とのこと。タイトルの「イト」には、操り人形の「糸」と、生き抜く戦略の「意図」がかけられているようです。
MVはこちら。
(クリープハイプ『イト』MV。糸を切ったあとの尾崎世界観の表情が鳥肌モノ)
この曲は、クリープハイプ史上もっともポップな曲かもしれません。
歌詞の内容・メロディともに、映画の内容にマッチしていて、この曲が最後に流れることで、映画の持つメッセージがより強く、より感情的に伝わってきます。
主演の菅田将暉はこの曲を聴いて「泣きそうになりました」とコメントしました。
【公開中!】
ニューシングル「イト」が主題歌になっている、菅田将暉さん主演の全国東宝系映画『帝一の國』は昨日公開されました!みなさん、ぜひ劇場でご覧ください!曲も映画もよろしくお願いします!https://t.co/aE2MzPe2iq #イト #帝一の國 pic.twitter.com/loksbfTCew— クリープハイプ (@creephyp) 2017年4月30日
ちなみに、これまでにもクリープハイプは数々のタイアップ作品を作ってきましたが、「この作品にはこの曲しかありえない!」と思わず唸ってしまうような傑作を多く残しているんです。
たとえば、映画『百円の恋』の主題歌『百八円の恋』。あまりにもぴったりすぎて、「映画より先に曲ができてたんじゃないか」と思ってしまうほど。
(『百円の恋』を見ると、『百八円の恋』をリピートしながら走りたくなる)
ほかにも、森永乳業「クリープ」とコラボした曲で、映画『私たちのハァハァ』の後日談が舞台の『クリープ』。
(3:06の「クリープあるよ」あたりからの展開が最高なんだよなあ……最後まで見てほしい)
こうしたタイアップ作品には普段の制作とは別のものが求められる難しさがありますが、「これしかない!」と思わせる曲を連発するあたり、クリープハイプは、制約が多ければ多いほど才能を発揮するバンドなのかもしれません。
『イト』は、余韻、ラストシークエンスとしてのメッセージ性、インパクト、キャッチーさ、映画の主題との一致など、あらゆる角度から見て最高の主題歌だと言えるでしょう。
とんでもない祭になりました。久々の太鼓も楽しかった。映画「帝一の國」完成披露試写会。皆様来て下さりLINE LIVE見て下さり、本当にありがとうございました。勢いがとにかく凄い。ぶち上がりまくり。楽しんで頂けてたら幸いです。公開が楽しみだ。そしてこのメンバーが好きだ。 #帝一の國 pic.twitter.com/eDGhjbCgms
— 菅田将暉 (@sudaofficial) 2017年4月11日
そんな『イト』が深い余韻を残し、音楽と内容がバッチリ噛み合わさった映画『帝一の國』は、全国の映画館で大ヒット公開中。ゴールデンウィークに見逃した人はぜひ!今年はこの映画を見ないとゴールデンウィークをシメられません!!
映画『帝一の國』
監督:永井聡
原作:古屋兎丸
脚本:いずみ吉紘
主題歌:クリープハイプ
出演;菅田将暉、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄、永野芽郁ほか
公式サイト
Text_Sotaro Yamada
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